【山口】島根・鳥取で震度5強 専門家は「断層の存在」と「長周期地震動」に注目
6日午前10時18分ごろ、鳥取県と島根県で震度5強の揺れを観測する地震がありました。山口県でも山口市などで最大で震度3を観測しました。専門家は「断層の存在」と「長周期地震動」に注目しています。
「応用地質学」が専門で県内の活断層に詳しい金折裕司さんは、今回の地震は西日本で起こりやすい「横ずれ断層型の地震」としたうえで、活断層の存在を指摘します。
【金折裕司さん】
「この辺りは過去にも起きてますし、近年になっても地震が起きていますので、しばらく注意を要すると思われます。」
鳥取県西部では、2000年にマグニチュード7.3、最大震度6強の地震が観測されています。
【金折裕司さん】
「(今回の震源は2000年より)西に当たるが、事前には活断層は確認されていない。しかしながら地震の起きた深さなどを見たり、押す方向とずれる方向を見たりすると、活断層の可能性もある。」
また気象庁は今回の地震で、鳥取県西部で「階級4」の長周期地震動を観測したと発表しました。
【金折裕司さん】
「普通の地震、短周期はグラグラっと揺れる。長周期はゆっさゆっさと揺れる地震。短周期と長周期が同じ震源から発生したということ。」
規模の大きい地震が発生したときに生じる、ゆっくりとした揺れが長周期地震動で「階級4」はおととしの能登半島地震でも観測されています。
立っていることができない揺れとされる「階級4」。金折さんは「今回のマグニチュード6.4での階級4は特殊」と見ていて、今後の専門家などの分析を注視したいとして、県内でも地震に備える必要性を指摘しました。
【金折裕司さん】
「山口県も活断層が中部から東部、西部に分布していますから、こういう地震が起きても不思議ではないといえるとは思います。」
UPDATE:2026-01-06

