【山口】宇部市の長生炭鉱 死亡事故をうけ遺骨の収集調査を1年間自粛
今年2月、宇部市の長生炭鉱で遺骨収集調査にあたっていたダイバーが死亡しました。事故を受け市民団体は、来年の2月までは調査を自粛すると発表しました。
宇部市の長生炭鉱では戦時中の水没事故で183人が犠牲となり、遺骨は今も海底の坑道に眠っています。今年2月、遺骨の収集をめざす市民団体「長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会」が行っていた潜水調査中に、台湾のダイバーのウェイ・スーさんがけいれんを起こし、その後、死亡しました。
「刻む会」は27日、事故を捜査していた宇部海上保安署から説明を受け、28日に会見を開きました。海上保安署からは、ウェイさんの過失によって事故が起きた可能性が高く、「事件性は認められない」と説明を受けたということです。
また刻む会は犠牲者の遺族の心情に配慮し、ウェイさんの事故から1年となる来年2月までは調査を自粛すると発表しました。
韓国遺族会は「安全が公的に確保されるまでは調査はしないでほしい」「1年は喪に服したい」と話しているということです。
2月以降も、遺族が望まない場合は調査を再開しないとしています。
一方、これまでの調査では頭蓋骨2つを含む複数の人骨が引き揚げられています。
刻む会は引き続き、国に早期のDNA鑑定の要請をしていく考えで、あさって事故後初めて国との交渉に臨むことにしています。
UPDATE:2026-04-28

