【山口】白線の間隔を拡大した横断歩道を視覚障害者が体験
白線と白線の間隔が広い横断歩道が県内で初めて設置された山口市で、視覚障害者を対象にした横断の体験会が開かれました。
山口市の済生会病院前交差点の横断歩道。
よく見ると、白線と白線の間隔が従来のものより広くなっています。
全国で設置が進められているこの新しい横断歩道の横断体験会には、目の不自由な人などおよそ15人が参加しました。
横断歩道の白線の間隔は、おととしの法改正で、それまでの45~50cmから、45~90cmに拡大されました。
ただ変更によって、「視覚障がい者が、塗料の凹凸を感じにくくなる」などのデメリットが指摘されています。
参加者は、青信号を音で知らせる「音響式信号機」や、横断歩道上に設置された点字ブロック「エスコートゾーン」などを実際に体験して、意見を出していました。
【体験会 参加者】
「私は全盲ですから横断歩道の色は関係ないのですが、エスコートゾーンのおかげで真っすぐ歩くことができます」
「いま車がエンジン音が小さいので、我々の歩く道しるべは音なんですよね」
「その点、音声信号機があると安心して歩けると思います」
【山口県警 交通規制課 花田一幸 交通規制担当補佐】
「県内に波及するというところは、安全性を考えながらというところになりますので、早急に実施するのではなくて、一つひとつ問題等を解決しながら設置を進めてまいりたいと考えています」
県警では、出た意見を踏まえ、2カ所目以降を検討していくということです。
UPDATE:2026-05-11

