【山口】下松市の笠戸島 戦争遺跡をたどる企画展

平和の尊さを訴えようと、下松市で笠戸島の戦争遺跡をたどる企画展が行われています。

「ほしらんどくだまつ」には、笠戸島出身のアマチュア映像作家・土本誠治さんが集めた戦時中の写真や資料を、解説を交えて展示しています。
兵隊が荷物入れとして使っていた「軍用行李」は、土本さんの家に一時滞在していた兵隊が残してたもので、持ち主も明らかになっています。

展示の多くを占めるのが笠戸島の海岸にある洞窟の写真です。笠戸島にはたくさんの洞窟があり、土本さんは子どもの頃から気になっていたそうで、確認できているだけでも、10個の洞くつがあるということです。鋭角に岩が切り取られていて、自然にできたものではなく、明らかに人の手によって掘られたものだそうです。
ある兵隊の日記には「どうくつ作業」や「笠戸島で船の隠蔽作業に取り組んだ」と書かれていることが分かっています。間近に迫る本土空襲に備えて、船を隠しておくために掘った洞くつだということは間違いなさそうです。

土本さんは「平和を考える時、戦争につながる実物があることが大切だと考えます。笠戸島に足を運んでいただき、戦争の実相に思いを馳せてほしい。」と話しています。

「ほしらんどくだまつ」での企画展は、8月31日まで開催されています。

UPDATE:2026-08-05

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