【山口】インフルエンザが早くも猛威 ウイルスは過去の”パンデミック”と同じ型 医師が警鐘
インフルエンザが猛威をふるい始めています。医師は、今シーズンのウイルスが過去にパンデミックと言われたときと同じ型だとして警鐘を鳴らします。
山口市内にある小児科クリニックでは、8月下旬からインフルエンザの感染者を確認しているといいます。7日午前の診察だけでも、12人の感染を確認したそうです。
県内で確認された、一医療機関あたりのインフルエンザの患者数は8月中旬で0.16人。その翌週が0.39人。さらにその翌週は1.59人と急増し、流行開始の目安となる1人を上回りました。現在の集計方法を始めた2010年以降、最も早い流行入りです。
全国的に見ても前年の同じ時期と比べ、患者数は約5倍。28都道府県で流行入りの目安を超えています。
流行が早くなった理由は?
【たはらクリニック 田原卓浩 院長】
「南半球・東南アジアで流行していて、そのインバウンド、観光の方を含めたインバウンドの方々の持ち込みということは、1つの理由に挙がると思います。」
ひとつはインバウンドなど季節が冬の南半球との行き来による感染の拡大、そしてもうひとつ、大きな理由が考えられるといいます。
【たはらクリニック 田原卓浩 院長】
「いま流行っている、ジェノタイプと言いますけれども、インフルエンザの型が2009年の時にパンデミックと言われたタイプの型。昨年は流行していなかったタイプですから、多くの方が、非常に感受性が高いと我々は言い方をしますけれども、かかりやすい方が非常に多い。非常に速いスピードで拡大するという傾向がある。」
2009年に新型インフルエンザと言われ、世界的大流行をもたらした感染の拡大。全国で193人。県内で4人の死亡が確認されました。
今年検出されたウイルスH1N1型は、2009年に新型インフルエンザといわれたものと同じだといいます。
一部では学級閉鎖も発生し、感染急拡大の兆しを見せるインフルエンザ。予防には、やはりワクチンの接種が有効だということです。田原院長は「今が感染の流行期で、接種してから抗体ができまでに時間がかかるので、すぐに接種するのが一番」だということです。
抗体が持続するのは5ヵ月ほどですが、冬の間にもたせようと打つ時期を逆算するのではなく、すぐに接種することが大事だということです。
「たはらクリニック」では1日でも早くと入荷の手配を進め、8日にワクチンを入荷、9日から接種を始めるということです。
医療関係者によると、9月2週目から医療機関に順次納品されていく見込みだということです。
UPDATE:2026-09-08

