【山口】「借金を返済するため」防府北基地の空士長 後輩隊員の現金2万円を盗み懲戒免職

航空自衛隊防府北基地の空士長が同僚のキャビネットから現金2万円を盗んだとして懲戒免職処分を受けました。防府北基地によりますと30代の空士長は2023年7月、後輩隊員が使っているキャビネットから現金2万円を盗んだということです。被害にあった隊員が上司に相談したことで発覚しました。隊員は普段キャビネットに鍵をかけていましたが盗まれた日は鍵をかけるのを忘れていたということです。空士長は「借金を返済するためだった」などと話しています。防府北基地は17日付けで空士長を懲戒免職処分としました。防府北基地司令の吉田昭則1等空佐は「隊員の教育・指導を徹底し、再発防止に努め規律の維持に万全を尽くす」とコメントしています。

【山口】国宝・瑠璃光寺五重塔をイメージ 檜皮から抽出 アロマが発売

守り続けられてきた伝統の空間へ香りでいざないます。山口市の国宝・瑠璃光寺五重塔をイメージしたアロマが発売されました。オイルとエアミストがセットになった「瑠璃KOU」シリーズ。3月10日に発売されたアロマです。瑠璃光寺五重塔で檜皮葺きの屋根の葺き替え工事を手掛けている会社「ひわだや」と「アロマ空間デザイン」が1年以上かけて開発しました。エアミストには檜皮から抽出したアロマウォーターや線香に使われるビャクダンなどをブレンド。天然素材を使うことにこだわったということです。収益の一部は、瑠璃光寺五重塔の改修費用に充てられます。「瑠璃KOU」シリーズは山口市内のホテルや山口宇部空港など、県内15か所で購入することができます。

【山口】パチッと広がる食感が最高!周防大島のみかん「せとみ」が初出荷

食べると口の中に春が広がります。周防大島町で、県が開発したオリジナルのみかん「せとみ」の出荷が始まりました。「せとみ」は周防大島町で約400軒の農家が栽培していて、濃厚な甘みとプチプチした独特の食感が特徴です。その中でも糖度が高いものは「ゆめほっぺ」としてブランド化されています。今年はかんきつが裏年にあたるうえ、夏の猛暑などの影響もあり出荷量は去年より大幅に少なくなる見込みですが、味が濃く高品質だということです。7割以上は県内に出荷され、21日ごろから店頭に並びます。JA山口県では、約1億円の売り上げを目指しているということです。

【山口】新たな道へ旅立つ若者たちの笑顔 山口県立大学で卒業式

4年間の思い出を胸にそれぞれの道へ旅立ちます。山口県立大学で18日に卒業式が行なわれました。328人が門出の時を迎えた県立大学。「ユニークで唯一無二の時を刻み、あなたらしい未来を創ってください」と田中マキ子学長がエールを送りました。学生たちは笑顔で記念撮影。4年間を共に過ごし、今後、生涯の友になるであろう仲間たちとかけがえのない時間を過ごしていました。県立大学によりますと学部生の就職率は97・5パーセントで、県内に就職したのは約36パーセントだということです。