【山口】下関市立大学 看護学部の設置が認可
山口県の下関市立大学に、新たに看護学部の設置が文部科学省から認可されました。下関市立大学は、2024年3月に看護学部の設置を文部科学省に申請していて8月、文科省の審議会は、設置を認める答申を行いました。看護学部は、2025年4月開設で定員は80人。現在、実習室を設置した4階建ての学部棟を建設中で、建設事業費は約21億8千万円の見込みです。=看護学部長 就任予定 中嶋恵美子特命教授=「全ての人たちが健康に過ごすために、どうケア・支援するか学ぶことに主眼を置く。」看護学部は「経済学部」「データサイエンス学部」に続く3つ目の学部となります。
【山口】観光列車「瑞風」が防府に立ち寄り観光
おいでませ、歴史の町へ。JR西日本の豪華寝台列車「瑞風」が今月から防府市に立ち寄ります。2日は、乗客が巡る予定の観光スポットを関係者らが下見しました。JR防府駅に姿を現した「トワイライトエクスプレス瑞風」。京都と下関を結ぶ豪華寝台列車です。「瑞風」は1日あたりひとつの駅に立ち寄り、乗客が周辺を観光できるのが魅力となっています。5つあるコースのうち「山陽上りコース」では今月から防府駅に停車します。23日の運行を前に関係者が実際の観光コースでその見どころを確認しました。=yab記者=「瑞風の乗客が訪れるのはここ、旧長州藩主・毛利氏の本邸です。毛利家ゆかりの文化財を鑑賞し、風光明媚な庭園を楽しむことができます」毛利博物館では歴史ある建物の内部を巡ります。また、毛利元就が3人の子どもに贈った「三子教訓状」など貴重な収蔵品を学芸員が解説します。=毛利博物館・柴原直樹館長=「来てよかったなと思えるような誠心誠意のおもてなしをしたい。これによって毛利博物館や防府市の知名度がアップするといいなと思っています」「瑞風」は月に1、2回程度防府市に立ち寄るということです。
【山口】「新幹線の顔を造った機械」を高校へ
半世紀に渡り数々の「新幹線の顔」をつくってきた機械が光市の高校に贈られました。光市の聖光高校に贈られたこの「自動プレス機」。下松市の山下工業所で約50年間、新幹線の先端部分の製造に使われてきました。「N700系」や「はやぶさ」など日本一多くの種類の新幹線の顔を造ってきたそうです。聖光高校出身で山下工業所第一工場の稗田芳樹工場長が老朽化などで不要となった自動プレス機を授業で役立ててほしいと学校に無償譲渡を申し出ました。=稗田工場長=「ものづくりに興味を持っていただきたいというのが一番ありますね。安全教育をしっかりここで学んでいただいて社会に出ても作業ができるという生徒をどんどん輩出していただきたいという思いから譲渡に至った」自動プレス機は機械科の実習で使われるということです。
【山口】台風10号の影響…野菜がない
8月は猛暑が続きました。そして先週は台風10号が九州や西日本などを襲いました。県内に台風の大きな被害はなかったのですが私たちの食卓に異変あり…です。=yab記者=「こちらのスーパーではホウレンソウやチンゲン菜など九州地方の野菜が品薄となっていて値段もあがってるということです」山口市のアルク葵店では九州から仕入れている葉物野菜が品薄状態となっています。もともと葉物野菜は風に弱いため台風10号の影響で収穫量が減少。入荷できたのは予定の半分以下だということです。また価格も普段より上昇しているといいます。=買い物客=「(栄養の)バランスを考えなきゃいけないのに葉物が高くちゃ買いずらいところがある。なるべく安い食材を選んでやるようにはしてます」青果コーナーの担当者によりますと需要が供給を大きく上回ったため、卸売業者も対応に追われていたということです。=前田翼青果チーフ=「凄い量の発注があがってくるんやけどその数は揃えられないよというものとか、なんとか揃えてもらったものとかもありましたので、値段が上がってお客さんに手に取って頂きにくい理解して頂ける部分もあると思うが、心苦しい部分が大きい」アルク葵店では、今週末ごろには安定した入荷の目処が立つということで価格も徐々に落ち着いていく見込みです。