山口DCに向け旅行会社に観光PR
山口の魅力を全国にPRします。来年秋の大型観光キャンペーンに向けて旅行会社などに県内や観光やイベントを紹介する会議が開かれました。午前11時すぎ。山口駅に到着したのは「SLやまぐち号」。乗客は全国の旅行会社などの関係者約180人です。=乗客=「初めて乗ったのでレトロで電源コンセントも付いていてすごく良かったです」「とても風情があって良かったですよ」「湯田温泉の街並みと温泉を楽しみたいと思います」土日祝日の運行が基本の「SLやまぐち号」を特別に運行させるという豪華なおもてなしを受けた人たちが向かった先は…=石川佳純さん=「山口DC全国宣伝販売促進会議スタートです!」県内の観光をPRする「おいでませふくの国、山口」スペシャルアンバサダー、石川佳純さんの開会宣言で始まったのが全国宣伝販売促進会議です。この会議は来年秋に県とJRなどが一体となって観光を盛り上げる山口デスティネーションキャンペーンに向けて全国の旅行会社などに県の魅力を伝えるために開かれました。=石川佳純さん=「みなさんこんにちは~おいでませ山口へ!石川佳純です。よろしくお願いします」会場には石川さんがサプライズで登場し参加者は歓声と拍手で出迎えました。会議では歴史や自然、グルメなどテーマ別に各地のプレゼンターが山口県の観光をPRしました。石川さんも山口県のソウルフード「チキンチキンごぼう」を紹介するなど故郷への思いを熱く語っていました。=石川佳純さん=「秋芳洞のケイビングとか角島もそうですし友達と一緒に行きたいなと思いました」「本当に山口県魅力的な場所がたくさんあるので是非たくさんの方に遊びに来てほしいなと思っています」参加者は23日から2日間8つのコースに分かれて県内の観光地を巡るツアーに参加し現地を視察するということです。
【山口】長生炭鉱 遺族のDNAデータ提出
山口県宇部市にあった長生炭鉱から遺骨が見つかったことをめぐり、市民団体は、遺族のDNAデータを警察庁に提出しました。戦時中の水没事故で、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲となった長生炭鉱では2025年8月、市民団体が遺骨を収容しました。市民団体は、21日に犠牲者29人の遺族のDNAデータを警察庁に提出しました。しかし、DNA鑑定はまだ行われていないということです。=長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会 井上 洋子 共同代表=「私たちはあのご遺骨に申し訳ない。(収容から)2カ月経ってもDNA鑑定すらしていただけていない。83年間待っていたご遺骨ですよ。」市民団体は国側に12月中旬までにDNA鑑定を行うよう求めました。
【山口】専門学校生が運営する食堂が11月にオープン!調理や接客などのトレーニング
学んできた技術を活かして料理を振る舞います。調理師を目指す専門学校生が運営する食堂が11月にオープンします。料理の下ごしらえをしているのは、YIC調理製菓専門学校の学生です。21日は11月にオープンする「YIC食堂」に向けて、調理師科の1年生15人が調理から接客までの練習を行いました。試食会では鮭の南蛮漬けや、鯨と徳地味噌を使った「くじら汁」など5品が提供されました。「YIC食堂」は11月から4日間オープンし、完全予約制で電話での申し込みが必要です。
【山口】県立高校再編計画 初の地域説明会が岩国市で開催
県立高校の再編計画について、少子化などを念頭に県教育委員会は岩国や周南など7市にある14校を2校ずつ統合し、7校に減らすなどの再編計画を示しています。県教委は11月中に対象となる地域で説明会を行う予定です。1回目の説明会が20日に岩国市で行われました。説明会には地域住民など56人が参加しました。岩国市では岩国総合と岩国商業の統合や岩国商業・東分校の定時制高校としての独立、岩国高校・坂上分校の募集停止が検討されています。県教委は計画の基本方針や統合する高校の校舎は岩国商業を使用することなどを説明しました。参加者からは生徒の学びの選択肢を狭めることに繋がるのではないかという意見や、岩国工業も含めた3校の再編を検討するべきといった意見が出ました。県教委は意見を集約し、今年度中に計画を確定させる予定です。22日は小野田工業と宇部工業の統合が計画されている山陽小野田市で地域説明会が行われます。

