【山口】八代小児童がナベヅル迎える準備
今年は何羽飛んでくるのでしょうか。本州唯一のナベヅルの越冬地周南市八代ではツルを迎える準備が進んでいます。ナベヅルの餌場となる田んぼで藁を積み上げる小学生たち。きょうは地元のツル保護団体と八代小学校の児童たちがツルの隠れ場所になる「藁のう」を作りました。児童たちは軸となる木の周りにワラを積みあげ足で踏み固めていきました。使われているのは児童が育てたモチ米やツル保護団体がナベヅルのエサ用に栽培した米のわらです。例年は3メートルほどになる「藁のう」ですが今年はここ最近の雨で藁が湿っていたため例年の半分ほどの高さになりました。【1年生】「楽しかった」「藁をつめるところです」【6年生】「ツルがたくさん来て藁のうも使ってほしい」八代小学校では10月15日にナベヅルの飛来を願う「ツルよ来い来い集会」を開催する予定です。
【山口】下関市 カスハラ基本方針策定
山口県下関市はカスタマーハラスメントから職員を守るための基本方針を策定しました。カスタマーハラスメントとは顧客や利用者が職員などに対して行う理不尽な要求や暴言などを指します。2024年度、下関市が実施したアンケートでは職員の約3人に1人がカスハラと思われる行為を受けたと回答していて、そのうちの半数が心身や生活面に影響があったということです。こうしたカスハラから職員を守るため、下関市は対策基本方針を策定しました。=下関市 前田 晋太朗 市長=「負荷がかかり仕事が止まってしまうとか精神的なストレスにつながるのであれば、もう1レべル上げて対応するしかないというのは従前からあった。」方針には職員の名札を名字のみにすることや、通話録音装置の導入などが盛り込まれています。
【山口】「地球の歩き方 山口市」販売開始
こちら、旅行ガイドブック「地球の歩き方山口市」がついに店頭に並びました。気になる中身は?市民の声は?人気旅行ガイドブック「地球の歩き方山口市」。去年、山口市がニューヨークタイムズの「行くべき場所」に選ばれたことで制作されました。「山口市だけでこの分厚さ。開いてみますと…盛りだくさんなんと256ページ。例えば…外郎だけでこんなにお店があるんですねどこから紹介したらいいかわかりません」ガイドブックにはソウルフードや観光スポット、イベントなどの情報がエリアごとに詳しく紹介されています「ほぼすべてのページの下側に補足情報と市民の口コミですかね記載されていますこれはぶちうれしい」さらに500人に調査した「市民の性格」や「山口市あるある」、ローカルなイチオシグルメのページもあります。「美肌の湯として知られる湯田温泉。主要なスポットがまとめられたマップを見れば一目で湯田に特化した情報がわかります」。
【山口】台湾米・八田香り米の奉納儀式
コメの価格の高止まりが続くなか、外国産を目にする機会も増えてきました。スーパー・丸久が販売を始めた台湾産のコメには、現地の稲作発展に寄与した土木技師の名前が付けられています。売り場に並ぶのは台湾南部の「嘉南平原」で育てられた「八田香り米」です。日本統治時代に不毛の大地と言われた「嘉南平原」に水を引き、穀倉地帯を築いた土木技師、八田與一の名前がついています。コメの価格高騰が続く中、台湾産のフルーツなどを扱う丸久が販売を始めました。防府天満宮で、「八田香り米」の奉納の儀式もありました。「八田香り米」は5キロ4298円。丸久グループの全店舗で販売されています。

