【山口】宇部市ときわ公園が開設100周年

山口県宇部市のランドマークときわ公園の開設100周年を記念するイベントが開かれました。園内にあるときわ湖水ホールでは地元の人らたちがステージイベントを行い開設100周年を盛り上げました。ときわ公園宇部市発展の父といわれる渡辺祐策が市に100年前に寄贈して開設されました。100周年にあわせて植物館などが24日から31日まで無料開放されていて訪れた人たちが珍しい草花を見て楽しんでいました。24日は植物館で育てられた草木が販売され多くの人が買い求めていました。

【山口】さよなら 山口市 旧庁舎プロジェクト

市役所が新しくなった山口市で、前の庁舎を利用したイベントが行われています。市の記録やアート作品が並び、お世話になった建物に別れを告げます。【讃岐友子記者】「50年間、市役所として行政を担ってきた旧庁舎は、現在は役割を終え取り壊しが決まっています。こちらの記者会見を行う部屋では、現代アートの展示が行われています」1964年に山口大学教育学部として建設され、その後、山口市役所として利用されてきた旧庁舎。取り壊し工事の前に、市の歴史や、アートを展示するイベントが始まりました。【伊藤和貴市長】「山口市の歴史そのものを学ぶミュージアムにもなっている 現在から未来へ、つないでいこうという意図も見えるし、とてもいい試みだと思いました」訪れた人たちは、なじみ深い場所がアートで彩られている、特別な雰囲気を楽しんでいました。【見物客】「色とかもかわいい。薄緑ただ壊すだけでなく、最後にみんなで使うっていいなと思いました」議会が開かれてきた議場では…「山口市の映画館」をテーマにした映像作品が流れます。展示は来月1日まで行われ、4日には、取り壊し工事が始まります。

【山口】県ゴルフ協会が寄付金贈呈

山口県内のスポーツ振興に役立ててもらおうと、県ゴルフ協会がスポーツ協会に寄付金を贈りました。今回、県ゴルフ協会から贈られた寄付金は、470万円余りです。県ゴルフ協会では、県内25のゴルフ場の利用者から、スポーツ振興基金を集めていてその一部を毎年スポーツ協会に寄付しています。今回を含めた42年間の寄付総額は、5億2400万円にのぼります。=県ゴルフ協会 千葉 泰久 会長=「先輩から引き継いだこの寄付をずっと続けて、何とか少しでも(スポーツ振興の)力になりたいなと思っています。」県スポーツ協会は、この寄付金を県内のスポーツ大会やイベントへの助成に活用するということです。

【山口】クラシックを聴かせた「獺祭」 大阪・関西万博で披露

どんな特別な味に仕上がったのでしょうか?ウィーンの音楽家たちの演奏を聴かせて製造した日本酒「獺祭(だっさい)」が、大阪・関西万博の会場でお披露目されました。村岡知事らも出席して、販売が発表された「獺祭 未来を作曲」。岩国市に本社を置く旭酒造と、オーストリア連邦産業院が協力し、万博を記念して製造されました。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のメンバーと、日本センチュリー交響楽団のフルオーケストラが演奏した曲を、発酵中の獺祭のタンクに取り付けたスピーカーで、およそ1カ月間聴かせました。音楽を聴かせることで、タンクに振動を与え、酵母の動きが変化して、酒の質に新たな魅力が加わるということです。桜井博志会長「オーストリアの音楽と、日本の獺祭を合体させて、何かいいものができないかという話をいただいて、天に昇るような心持ちでした」「ぜひ楽しみにしていただきたい」「獺祭 未来を作曲」は、万博の会場や大阪市内の百貨店などで限定販売されます。