山口市で防災・減災のための講演会
南海トラフ地震に備えて日頃から防災意識を高めようと山口市で講演会が行われました。講講師を務めたのは地震や防災が専門の三浦・房紀山口大学名誉教授です。「基本的に確率で表すのは反対、熊本地震なんてほとんど0パーセントでしたからね」。30年以内に発生する確率は80パーセント程度と言われている南海トラフ地震。三浦さんは山口県は地震は少ないと言われているもののいつ地震が起きても対応できるように家の中に倒れたり落下するものがない安全な部屋を確保することや日ごろから避難計画を立てておくことの重要性を訴えました。参加したおよそ130人は防災意識の大切さを学んでいました。
【山口】国宝・瑠璃光寺五重塔の梅 まもなく見ごろ
暖かい陽気といい香りに包まれ、春の訪れを感じます。山口市の瑠璃光寺では梅の花が見ごろを迎えようとしています。国宝・瑠璃光寺五重塔のそばには5品種の梅の木、約60本が植えられています。3月上旬から咲き始め、14日は7分咲き程度です。改修工事が行われている五重塔は周りを覆っていたシートが2月に撤去されました。境内を彩る梅の花と一緒に写真を撮影する人の姿も見られました。瑠璃光寺によりますと、梅の花は来週にかけて見ごろを迎えそうだということです。
【山口】宇部市の小学校で卒業式 世界にひとつだけの卒業証書
宇部市の小学校では、14日に卒業式が行われました。児童たちが受け取ったのは、世界に一つだけの特別な卒業証書です。【yab 宇都宮康汰アナウンサー】「こちらの和紙でできた卒業証書。児童たちが自らの手で作りました。そして、これを光に透かして見ると小野小学校の校章が現れました。」小野小学校では、5人の卒業生が地元の人たちと一緒に作った卒業証書を受けとりました。小野地区はかつて和紙作りが盛んでした。中学校では和紙の卒業証書を作っていましたが廃校により、その伝統は途絶えていました。地元の特産品に親しもうと、3年前に小野小学校の児童たちが伝統を引き継いだそうです。式のあとには在校生や先生たちが花のアーチをつくり、卒業生を送り出しました。卒業生たちは世界に一つだけの卒業証書と思い出を抱えて学び舎を巣立っていきました。
【山口】山口市で住宅火災 住民は無事
14日の午前、山口県山口市中心部の住宅で火事がありました。けが人はいないとみられています。午前10時すぎ、山口市湯田温泉から少し離れた住宅街から、煙があがりました。火事があったのは、山口市平井の木造住宅です。警察によりますと、午前10時ごろ「火事です」と目撃者から警察に通報がありました。火は約1時間後に鎮圧されました。火元の住宅には女性が1人で住んでいますが、外出していて無事だということです。現場は湯田温泉駅から約500mの住宅街です。警察と消防で火事の原因を調べています。