【山口】咽頭結膜熱が過去最多
通称プール熱と呼ばれる咽頭結膜熱の患者が県内で過去最多となり県は流行警報を発令し感染対策を呼び掛けています。咽頭結膜熱の患者は子どもが多く感染すると39℃程度の発熱や目の充血、のどの痛みなどを引き起こし3日から5日、症状が続くということです。県内で直近1週間に確認された患者数は過去最も多い3.14人となり警報基準の3人を超え県は初めて流行発生警報を発令しました。防府が最も多い8.33人で下関や岩国・周南でも急増しています。飛沫や接触により感染するため県は手洗い、うがいのほかタオルを共有しないよう呼びかけています。
【山口】JR岩徳線で列車事故
7日朝、JR岩徳線で列車が人をはねる事故がありはねられた男性が心肺停止となっています。警察などによりますと7日午前6時ごろ周南市久米にあるJR岩徳線の踏切近くで徳山駅から岩国駅に向かっていた列車が線路内にいた人をはねたということです。はねられたのは高齢の男性とみられていて心肺停止の状態だということです。列車には2人が乗車していましたがけがはありません。列車の運転士は線路内で人を確認し非常ブレーキを使用したものの間に合わなかったと話しているということです。警察が当時の状況を調べています。岩徳線は一時運転を見合わせていたものの現在は通常運行となっています。
【山口県警】うそ電話詐欺 犯人の音声公開
うそ電話詐欺の手口を知ってほしいと山口県警は実際にかかってきた詐欺グループの電話音声を公開しました。=公開動画=「(かけ子)総合情報サービスをご利用いただいてましてこちらの料金が1年間長期未納ということで(応対者)なんなんかねそれ」県警は、今年10月に下関市の男性にかかってきた詐欺のかけ子の音声を公開しました。かけ子の男はNTTファイナンスを名乗り利用料金が未納だと迫ります。=公開動画=「(応対者)覚えがないんよ(かけ子)では裁判を行います」下関市の男性が「警察に言う」と話すとかけ子の男は電話を切り被害はありませんでした。県警は詐欺の手口を知り被害防止につなげてほしいと動画を県警の公式ユーチューブで公開しています。=生活安全企画課・藤原英明次長=「決して自分だけで判断せず、犯人の言いなりにならないことがポイントになります」今年、11月までの県内のうそ電話詐欺の被害は77件で被害額は1億円5千万円を超えています。
下関市水道局職員が上司の悪口投稿し処分
下関市上下水道局はSNSに不適切な投稿を行っていた50代の男性職員を減給の懲戒処分としました。「クソ上司」などと投稿していたということです。減給10分の1、1カ月の懲戒処分を受けたのは下関市上下水道局に勤務する50代の係長級の男性職員です。水道局によりますと男性職員は、去年12月からことし7月にかけて「X」、旧ツイッターに上司や職場を誹謗中傷したり取り引き先や来客者をののしったりする内容の不適切な投稿を40回行っていたということです。具体的には「クソ上司」、「死ぬ」や「酔う」という漢字を当てた「下関死酔道局」などの投稿を行っていました。ことし9月に市の職員から情報提供があり発覚しました。男性職員は「軽はずみな投稿をしてしまった」と話し深く反省しているということです。水道局は「SNSなどを利用する際は市の職員であるという自覚と責任を持って行うように指導を徹底し市民の皆さまの信頼をいち早く回復できるように努めていきたい」とコメントしています。