【山口】光市の虹ケ浜海岸に大量の小魚が…なぜ?

光市の虹ケ浜海岸で、大量の小魚が打ち上げられていました。果たしてその理由は?【井上隼 記者】「波打ち際に無数の小魚が転がっています。かなり遠くまで続いています」光市の虹ケ浜海岸です。大量の死骸が2キロあまり続いています。【西野有希子さん】「柴犬が走っていくからどうしたんだろうと思ったら、魚がいっぱい打ちあがっていて」近くに住む西野有希子さんは、いつも通り、犬と散歩していました。【西野有希子さん】「これなんだろうと思って、誰かが魚をこぼしたのかなみたいな感じだったけど、鳥もいて食べている感じでした」海水浴シーズンも終わり、静かな海岸に現れた大量の魚の死骸。県水産研究センター内海研究部によると、打ち上げられたのは「イワシ」とみられ、「青魚やスナメリなどに追われた群れが浅瀬に逃げて打ち上げられた可能性がある」ということです。光市によると、虹ケ浜海岸では年に1回ほど、大量の小魚が打ち上げられているということです。

【山口】受信環境クリーン図案コンクール 下松市の中学生を表彰

放送電波の受信障害防止を呼び掛けるポスターコンクールで山口県下松市の中学生が表彰されました。表彰されたのは、下松中学校の3年生 楠本 悠月さんです。テレビやラジオの受信障害の防止を呼びかけるポスターコンクールで、中国受信環境クリーン協議会の会長賞を受賞しました。楠本さんは2024年の能登半島地震に衝撃を受け災害報道をするテレビやラジオの受信環境の重要性を表現したということです。=下松中学校 3年 楠本 悠月さん=「『避難して』と伝えるには電波が必要。電波が乱れていたら守ることができない。(南海トラフ地震が)30年以内に発生するとされていて、注意をしたいと思った。」コンクールでは中国地方から242作品の応募がありました。

【山口】今年もあと2カ月 高校生が正月料理を学ぶ

ことしも残り2カ月です。防府市では高校生が一足先におせち作りに挑戦しました。長寿を象徴するエビに出世魚のブリ。縁起のいい食材を調理していくのは防府西高校の3年生15人です。市内で和食店を経営している青木一郎さんが講師となって作り方を実演し、生徒たちはエビの背ワタを取ったりニンジンを梅の花の形に飾り切りにしたり和食のテクニックを学んでいました。=生徒インタ=「ニンジンとシイタケの切れ込みを入れるのがけっこう大変でした。飾り切りなので」生徒たちが丁寧に盛り付けていくと、お雑煮やエビの艶煮など年始を彩る品々の完成です。生徒たちは自分たちで作ったおせちを味わいました。=生徒インタ=「(おいしかったのは)お雑煮です。いつもより具が大きくておいしかったです」「ブリの照り焼きが醤油と砂糖のちょっとの塩辛さと砂糖の甘さが丁度よくておいしいです」生徒たちは習ったおせちを自宅でも作ってみたいと話していました。

コロナ給付金 山口県が国から過大受給 返還へ

新型コロナ対策として県が医療機関に支払った補助金のうち約3800万円が過払いだったことが会計検査院の調査で分かりました。会計検査院の調査によると新型コロナ患者用に病床を確保した場合に支払われる補助金約2150万円を山口県が「岩国みなみ病院」に過大に支払っていました。県によると「岩国みなみ病院」でコロナ専用ではない病床を含めて計算するなどのミスがあったためだということです。また県が県内4つの医療機関に医療機器の購入費用として支払った補助金1650万円が過払いでした。県が補助対象ではない医療機器を誤って「対象になる」と、説明したためだということです。いずれも国からの交付金が使われていて県は全額を国に返還するということです。県が各病院に対して、返還を求めるかは、今後検討するとしています。