【山口】山口県議会 県政史上初の7期目へ 柳居氏を議長に選出
県議会の議長を決める選挙が行われ、自民党の柳居俊学さんが県政史上初となる7期目の議長となりました。副議長には自民党の河野亨さんが初選出されました。県議会の議長・副議長は1期2年が慣例で、12日に改選が行われました。県議会は最大会派の自民党が過半数を占めていて、議長選では47票中41票を獲得した自民党の柳居俊学さんが選出されました。柳居さんは周防大島町選出で、1991年から30年以上県議を務めています。議長職は7期目で県政史上初となります。柳居俊学さん「その都度その都度、一生懸命(議長の)任を果たすべく努力を続けてまいりましたので、もう7回目かなというのが実感であります。よろしくお願いします。」副議長には光市選出の河野亨さんが初めて選ばれました。河野さんは「柳居議長と意思疎通を図りながら、公正で円滑な議会運営に取り組みたい。」と抱負を述べました。
【山口】母の日が終わり カーネションのフラワーロス削減をめざし下関市でイベント
母の日が終わり余ってしまったカーネーションを救おうと、下関市のパチンコ店でイベントが開かれました。題して「レスキューフラワープロジェクト」です。この取り組みは下関市でパチンコ店などを展開するPSJグループが去年から行っているもので、母の日が終わると廃棄されてしまうカーネーションを景品にしています。花に触れる機会を増やし、興味を持ってもらうことでフラワーロスの削減につなげる狙いもあります。「レスキューフラワープロジェクト」は、下関市内の4店舗で13日まで行われています。
【山口】周南市の大学と高専がタッグ 看護実習で使う赤ちゃんの人形 よりリアルに改良へ
周南公立大学の看護学科で使われている実習用の赤ちゃんの人形。臨場感を増すために赤ちゃんの動きを再現できないか?徳山高専とタッグを組んで開発が始まりました。周南公立大学の看護学科では赤ちゃんの体重や肌の質感、泣き声などを再現した人形を使って実習をしています。ただ看護学生たちは人形で慣れたつもりでも実際に赤ちゃんと触れ合ったときに、その動きに戸惑うことがあったそうです。そこで徳山高専の機械電気工学科と協力して、赤ちゃんの動きも再現する人形の開発が始まりました。12日は徳山高専の学生たちが看護実習の現場を訪れ、意見交換しました。今後、工学分野の知識を生かして設計や実験を行い、来年1月の試作品完成を目指すということです。
【山口】歴史の体験学習などで地域活性化 萩市と萩明倫館高校などが連携協定
全国の高校生に萩の魅力を伝えます。萩市は、この春開校した通信制高校などと地域社会の発展を目指し協定を結びました。萩市が協定を結んだのは4月に開校した通信制高校の萩明倫館高校と、その運営に携わるショウイン、そして体験学習などを手がけるmotibaseです。この協定では萩明倫館高校の生徒を全国から萩に集め、歴史の体験学習などを通じて地域との交流を深め活性化させるねらいです。萩明倫館高校では10月ごろに4泊5日の体験学習を予定しています。