【山口】宇部中央消防署の消防士 懲戒免職

山口県宇部市の住宅街の路地で、下半身を露出したとして罰金50万円の略式命令を受けた消防士が、懲戒免職処分となりました。21日付けで懲戒免職処分となったのは、宇部中央消防署の佐藤司消防士(32)です。佐藤消防士は、宇部市内の住宅街の路地で下半身を露出した罪で、1月に略式起訴されました。宇部簡易裁判所は2月6日、罰金50万円の略式命令を出しました。宇部・山陽小野田消防局の杉本秀一消防長は「職員のコンプライアンス意識の向上を図るとともに、信頼回復に取り組む」とコメントしています。

【山口】自動運転バスの実証実験 満足度高い

周南市で行われた自動運転バスの実証実験の報告会議が開かれました。県は深刻な運転士不足に対応するため無人で運行できる自動運転バスの実証実験を周南市で行いました。自動運転バスは去年10月から2カ月間、JR徳山駅と徳山動物園の間で331便が運行され延べ3529人が乗車したということです。会議では95パーセントの乗客が「満足」や「やや満足」と回答したアンケート結果などが報告されました。一方で路上駐車があった場合は手動に切り替えて対応せざるを得ないなどの課題も見つかったということです。=県デジタル政策課・田村長史課長=「今はオペレーターが同乗していますが、将来的にはオペレーターの同乗なしで運行できるようなレベルまで引き上げていきたい」県は来年度信号機との連携などステップアップした実証実験に取り組みたいということです。

【山口】駅のバスロータリー近くの通路で天井崩落

20日午前、JR新山口駅の在来線口のバス乗り場につながる通路で天井の一部が崩落しました。崩落した天井の重さは、約120キロです。=yab記者=「バスロータリーに繋がる通路の天井にぽっかり穴が空いています。中の骨組みや配線が丸見えです。端には落下したとみられる天井の破片が積まれています」山口市などによりますと午前7時ごろ「ロータリーの天井が落ちている」と通行人からJR西日本に通報がありました。現場は山口市が管理しているエリアです。JRから連絡を受けた市の担当者が現場を確認したところ、在来線口にあるバス待合室の近くで面積約10平方メートル重さ120キロの天井の一部が崩落していたという事です。崩落によるけが人はいませんでした。現場は供用開始から約7年が経過したエリアです。市は原因を調査をしたうえで再発防止に向けて工事を実施するということです。

【山口】「サッカーで街づくりを」 日本サッカー協会 宮本恒靖会長が知事と意見交換

日本サッカー界のレジェンドが19日、県庁を訪れました。日本サッカー協会の宮本恒靖会長が、スポーツを活用したまちづくりについて知事と意見を交わしました。宮本恒靖会長はワールドカップに2度出場し、日本代表のキャプテンも務めました。2024年3月からは日本サッカー協会の会長として全国各地で普及活動をしており、今回の訪問もその一環です。宮本会長は山口県にもあるJリーグのクラブを、街づくりにいかしてほしいと話しました。現在J2リーグを戦うレノファ山口は、2月20日が発足発表から19年の記念日です。【日本サッカー協会宮本恒靖会長】「地域にJリーグのプロクラブがあるというのは、その活躍によって地域を幸せにしたり、元気づけたり、経済に刺激を与えたり、いろいろあると思いますし、(サッカーが出来る)機会であったり環境を整えていくことが大事だと思います。」宮本会長から「やまぐち」と書かれたユニフォームをプレゼントされた村岡知事は、サッカーを通じて山口県を元気にできればと意気込んでいました。