【山口】美祢市の小学校で「森の学校」 ドングリで工作

ドングリでコマをつくって、みんなで遊びました。美祢市の小学校で、子どもたちが地域の人たちと一緒に森林の役割や大切さを学ぶ特別授業が行われました。秋芳桂花小学校で開かれた「森の学校」では、地元の林業関係者でつくる協議会のメンバーが講師を務めました。これまで5年生を対象にシイタケの栽培について授業をしていましたが、小さい頃から地元の豊かな自然に愛着を持ってもらおうと、今回初めて1・2年生と一緒に工作をしました。手ほどきを受けながら真剣な表情で作業する子どもたち。いかにドングリの中心に串を突き刺すかがポイントです。出来上がると、どれだけ長い時間回るか、みんなで競い合っていました。指導した協議会のメンバーは、この授業をきっかけに林業の仕事にも興味を持ってほしいと話していました。

【山口】もしも強盗にあったら… 年末年始の繁忙期を前に高速道路の料金所で防犯訓練

年末年始の繁忙期を前に、もしもの時の素早い対応を確認しました。高速道路の料金所で強盗事件を想定した防犯訓練が行われました。徳山西インターチェンジでおこなわれた訓練は、強盗犯が料金所のスタッフから現金の入った袋を奪う想定で行われました。犯人は逃走しましたが、職員たちはすぐさま足跡や指紋を消さないよう現場に規制線を張りました。また犯人の服装、体格、顔の特徴などを記録し報告していました。訓練のあと、警察からは「もっと大きい声で周囲に知らせた方がよい」などのアドバイスがありました。

【山口】有害性が指摘されるPFAS検出 市民団体が岩国市に調査を申し入れ

アメリカ軍岩国基地周辺で人への有害性が指摘されるPFAS(ピーファス)が検出された問題です。独自の水質検査を決めた岩国市に対し、市民団体は基地に隣接する場所も調査するよう申し入れました。市民団体「瀬戸内ネット」は岩国基地に隣接する遊水池を調査し、国の暫定目標値の3.5倍にあたるPFASが検出されたと発表しました。指摘を受けた岩国市は独自に水質検査を行うことを決めました。市は基地周辺の河口や海域を調査地点の候補としています。26日に申し入れを行った「瀬戸内ネット」は汚染源が基地である可能性が極めて高いとして、基地に隣接する水路や遊水池を調査対象に加えるよう申し入れました。申し入れに対して市は、県や国の意見も参考に調査地点を決めたいと答えました。市は、12月にも調査を行う予定です。

【山口】光市で大人気「開運イチョウカード」の葉を子どもたちが集める

「金運が上がる」と話題の縁起物です。予約殺到、光市で大人気の「開運カード」に使うイチョウの葉を子どもたちが集めました。伊藤公記念公園で黄色く色づいた葉を集めたのは、束荷幼稚園の子どもたちです。光市観光協会がつくる「開運イチョウカード」は、光市出身の伊藤博文の生誕年にちなみ、1841枚が毎年販売されます。伊藤博文は千円札の肖像になっていたことから、金運アップになると人気を集めています。今年は光市誕生20周年を記念して、金色と銀色の特別なカードも500セット限定で販売予定です。カードは12月1日から予約の受付が始まり、来年1月11日に発売されます。