【山口】東日本大震災から14年 周防大島町で教訓に学ぶ集い

東日本大震災から、3月11日で14年です。周防大島町では地震発生時刻にあわせ、犠牲者をいたむ黙とうが行われました。周防大島町外入の小高い場所には安政南海地震の際、津波が到達したことを記した碑があります。地元のまちおこしグループは、毎年3月11日に碑の近くで追悼の集いを開いています。防災士の浜村一男さんが、東日本大震災では、過去の津波が語り継がれていた地域では被害が少なかったことなどを説明しました。また、みんなで風船を空に放ち、防災への誓いと被害を語り継ぐ決意を新たにしました。

【山口】周防大島町出身の日本舞踊家が日本一 知事に喜びの報告

国内最大の大会で1位を獲得した県内出身の日本舞踊家が、村岡知事に喜びの報告です。県庁を訪れたのは、周防大島町出身の花柳梨道さんと師匠の花柳梨太郎さんです。花柳梨道さんは今年1月に行われた日本舞踊最大の大会で1位の文部科学大臣賞を受賞しました。梨道さんは6歳の時から梨太郎さんに師事し、東京芸術大学在学中に花柳流の師範を取得。5回目の出場となった今大会で長唄「新曲浦島」を披露し、去年3位に終わった悔しさを晴らしました。約3700人が所属する日本舞踊協会の若手の中でトップの評価を受けた梨道さん。風景なども体で表現する日本舞踊の奥深さを、多くの人に伝えたいと意気込んでいました。

【山口】「チームで山口弁が飛び交うのがうれしい」 田中陽子選手が新加入のレノファ山口レディース 飛躍を誓う

レノファ山口レディースの田中陽子選手らが、リーグ開幕に向けて市長に意気込みを語りました。山口市役所を訪れたのはレノファ山口レディースの赤嶺将太監督、田中陽子選手、伊藤さくら選手の3人です。新しく田中選手ら8人を加え、32人で今シーズンを戦います。元なでしこジャパンで海外でも活躍した田中選手は、地元のチームでプレーするのは小学校以来です。【田中陽子選手(山口市出身)】「チームで、山口弁が飛び交うのがうれしくて。」伊藤市長には、選手全員のサインが入ったサッカーボールが贈られました。【田中陽子選手(山口市出身)】「勝負強さ、必要な技術、メンタリティをチームに還元できるように、たくさんコミュニケーションをとっています。」【伊藤さくら選手(山口市出身)】「今年こそは、自分たちが掲げたすべての目標を達成したいと思います。」中国女子サッカーリーグは4月上旬に開幕します。レノファ山口レディースは、初のリーグ優勝と悲願のなでしこリーグ2部への昇格を目指します。

【山口】30分で250個が完売!高校生が考えた地産地消のコッペパン

防府市の高校生が考えたレシピで、地元の食材がふんだんに使われたコッペパンが販売されました。マツダ防府工場の売店に並んだ可愛らしいパッケージのコッペパン。防府商工高校の3年生が授業の一環で作ったものです。2024年4月から試作を重ね、完成したレシピをもとに山口市のパン屋が商品化しました。長州どりや防府のイチゴなど、地産地消のコッペパンは4種類・250個用意されましたが30分で売り切れました。このコッペパンは今後、山口市や防府市のスーパーなどでも販売される予定です。