養殖クルマエビの出荷が最盛期
年末年始の準備に早くも大忙しです。お歳暮や正月料理に人気のクルマエビが出荷のピークを迎えています。宇部車海老養殖場では年間約20トン、12月だけで6トンの出荷を見込んでいて連日、準備に大忙しです。身が引き締まり口の中で広がる甘さが特徴で東京・豊洲市場で扱うクルマエビの中でも最高の評価を受けているということです。=yab記者=「ことしのエビのできは養殖場ができて以来最も大きいそうです。触った感じもとても肉厚です」1匹あたりの重さは例年より約1割重い50グラム。今年は猛暑だったため養殖するクルマエビの数を減らした結果これまで最も大きく育ったということです。=宇部車海老養殖場・酒井幸男場長=「ことしのエビはよく肥えていて、身の締まりもいいので今までとは違う食べ応えを感じてほしい。」宇部車海老養殖場のクルマエビは直売所での販売や電話での購入を受け付けています。
下関市の国道で交通事故1人死亡
5日未明、下関市の国道で車が道路にいた男性をはねる事故があり事故の約40分後に男性の死亡が確認されました。警察によりますと5日午前1時ごろ下関市壇之浦町の国道9号で下関駅方面に走っていた車が道路にいた男性をはねたということです。はねられたのは、40代から50代と見られ病院に救急搬送されたものの事故の約40分後に死亡が確認されました。警察が男性の身元を調べています。現場は関門橋の下を通る片側2車線の道路で警察は、車を運転していた男性に事情を聞くなどして事故の状況を調べています。
岩国錦帯橋空港利用者400万人でセレモニー
開港から11年での記録達成です。岩国錦帯橋空港の利用者が400万人を達成しました。岩国錦帯橋空港はアメリカ軍などとの軍民共用空港として2012年12月に開港しました。先月27日に東京から到着した便で利用者が400万人を超え乗客全員に記念品が手渡されました。400万人目となったのは千葉県から訪れた久保田梢来さんと由梨菜さん夫婦です。山口県に来たのは初めてといいます。=梢来さん=「結婚して1年経つのでその記念と、47都道府県を2人で制覇したいという夢があるのでその目的も兼ねて山口から」=由梨菜さん=「山口の魚を楽しみにしている」岩国市によりますと空港の利用者は新型コロナの影響で一時大幅に落ち込みましたがことし8月の搭乗率が70%を超えるなど持ち直しているということです。
座礁した貨物船 周防大島町で動けず
先月、松山市沖で座礁した自動車運搬船が周防大島町にえい航され10日以上、動けない状態が続いています。周防大島町の小泊湾で動けなくなっているのは福岡県から岩国港に向かっていた自動車運搬船「すおう」総トン数約1万1600トンです。船底を海底につけた状態でかなり傾いているのが分かります。松山海上保安部によりますとこの船は、愛媛県今治市の海運会社が所有するもので、先月21日、松山市沖で座礁し、乗組員が救助されたあと無人で漂流を始めたため小泊湾にえい航されました。この日は、船の周りでサルベージ会社による作業が行われましたが、動く気配はありませんでした。サルベージ会社の担当者によりますと年内には移動させるよう作業を進めているということです。