【山口】運休のJR美祢線 10月1日から 快速の代行バスを増便

2023年、夏の豪雨災害の被害により運休が続く、JR美祢線の代行バスが、10月1日から増便されました。美祢線の将来の在り方を検討するための、調査の一環です。美祢線の代行バスは、10月1日から10便増え、29便が運行されます。増えた10便は、主要駅のみに停車する快速便です。厚狭駅と長門市駅の間を、これまでより12分短い69分で結び、利用者にアンケートを実施します。美祢線は、2023年夏の豪雨災害以降全線が運休しています。JR西日本は、鉄道以外の輸送手段による復旧を検討しています。代行バスの増便もその調査の一環で、2025年3月まで実施して、今後の方針を決める材料とする考えです。

【山口】2つの単純なミスが重なる 9月23日の山陽新幹線運休の原因が判明

9月23日に山陽新幹線が保守作業の遅れで運休したトラブルは、2つの単純ミスが原因でした。保守用車両のブレーキが緩まず移動できなかったのは、誤って非常停止ボタンが押されていたためでした。9月23日、3連休の最終日に発生した山陽新幹線のトラブルは、約7万2000人の予定を狂わせました。JRによりますと、厚狭駅と新下関駅の間にある埴生トンネル内で深夜から行われていた保守作業で、単純なミスが相次いでいました。まず、新幹線に電気を供給する架線の張替え工事で、金具の取り付け手順を間違え、1時間半以上、作業の終了が遅くなりました。またこのあと、保守用車両のブレーキが緩まず、移動できなかったことも運行に影響しましたが、これは「非常停止ボタン」が誤って押されていたためでした。作業員は、ブレーキ付近の調査に集中し「非常停止ボタン」が押されていることに誰も気が付かなかったということです。今回のトラブルで、山陽新幹線は23日の始発から午前中にかけて75本が運休し、121本に遅れが出ました。JRは「お客様に多大なご迷惑をおかけしたことを深くお詫びするとともに、再発防止に努める」としています。

【山口】高校生が乳幼児とふれあい 育児の楽しさとやりがいを感じる

出生率のアップにつながることが期待されます。赤ちゃんと接することで、育児の楽しさや大変さを身近に感じてもらおうと、防府市の高校でふれあい体験が行われました。防府西高校で行われた乳幼児親子とのふれあい体験には、保育実践の授業を取っている3年生21人と親子10組が参加しました。普段あまり接することのない年代の子どもたちに最初は戸惑い気味だった生徒たちも、おもちゃで一緒に遊んだり、ひざに乗せたりして徐々に距離を縮めていました。女性が一生に産む子供の数を表す「合計特殊出生率」は去年、山口県は「1.40」と全国で10番目に高かったものの、出生数は7189人と8年連続で過去最少を更新しています。生徒たちは赤ちゃんのエコー写真などを見せてもらいながら、育児の楽しさややりがい、大変さなどを聞いて将来の参考にしている様子でした。

【山口】信号の色と横断歩道の渡り方を教えてもらったよ!幼稚園児たちが交通安全を学ぶ

秋の全国交通安全運動は、30日が最終日です。山口市では幼稚園児たちが横断歩道の渡り方などを学びました。山口市の自動車学校で行われた交通安全教室に参加したのは、明星幼稚園の園児たちです。信号機の色をみんなで確認したあとは、教習コースで横断歩道の渡り方を学びました。園児たちは貨物トラックを使って、運転手が見えない死角を確認するゲームをしたり、トラックの内輪差で跳ねられてしまう危険性を学んでいました。秋の交通安全運動の期間では歩行者の死亡事故が起きていて、県警は歩行中の安全を確認してほしいとしています。