【山口】警察官死亡事故の現場で実況見分

今年2月、岩国市で交通事故に対応中の警察官がトラックにはねられ死亡した事故で9日夜、実況見分が行われました。今年2月岩国市周東町の国道2号で道路の凍結による交通事故の対応に当たっていた警察官が走ってきた大型トラックにはねられ死亡しました。警察は9日午後10時から2時間に渡って事故現場付近を通行止めにし実況見分を行いました。現場には事故車と同じ形の車両が持ち込まれ、見通しやブレーキをかけた位置の確認などが行われました。警察官が死亡する事故を受けて県警は、凍結した現場で業務にあたる警察官は「スパイク」を装着するなどの対策をとっています。

【山口】タンチョウと地域の人たちの姿を描いた映画「奇跡の子夢野に舞う」山口市で公開 製作した北海道テレビの監督が思いを語る

北海道テレビ放送製作のドキュメンタリー映画「奇跡の子夢野に舞う」の上映が、9日から山口市で始まりました。山口情報芸術センターYCAMで上映が始まったドキュメンタリー映画「奇跡の子夢野に舞う」。舞台は札幌近郊の長沼町です。明治期の乱獲などで姿を消したタンチョウを、再び町に呼び戻そうと奮闘する14人の農家を描いています。過疎の町に起きた「奇跡」とは?そして自然と人との共生とは?初日は映画を製作した沼田博光監督の舞台挨拶が行われました。沼田監督は2007年に山口市名田島に飛来したタンチョウが、そのまま一冬を越したことを例に触れ、本州唯一のナベヅルの越冬地である周南市八代にタンチョウが来ることも夢ではないかもしれないと話していました。「奇跡の子夢野に舞う」は、4月14日まで山口市のYCAMで上映されます。

【山口】「鉄道ネットワーク」について知事が総理に直談判・美祢市議会はJR美祢線復旧についてJR西日本に要望

利用者の少ないローカル線を含めた全国の鉄道網の維持について、考えを明確にするよう求めました。9日に、山口県など全国29の道府県の知事が連名で国に要望書を提出しました。29道府県の代表として総理官邸を訪れたのは、山口県の村岡知事や広島県の湯崎知事ら4県の知事です。石破総理に「全国的な鉄道ネットワークのあり方に関する特別要望」を書面で手渡しました。利用者の少ないローカル線のあり方が全国で課題となっている中で、鉄道事業者が安易に存廃の議論を行わないよう国の考え方を明確にするよう求めています。村岡知事は2023年の豪雨災害のあと、全線運休が続いてるJR美祢線を例に「存廃の議論の前に被災したら、まず復旧させるのが事業者としての責務だと国からも強く示してほしい」と総理に伝えました。一方、美祢市議会も荒山光広議長らがJR西日本広島支社を訪れ、運休が続く美祢線の復旧費用の削減などを求める要望書を提出しました。この要望書は美祢市議会が3月議会で全会一致で可決したものです。全線運休が続く美祢線について、JRはバスと鉄道を組み合わせたBRTと呼ばれる方式など、いくつかのパターンを提案しています。要望では自治体の負担を抑えた上で、市民の利便性を考えた議論を進めて欲しいと求めています。運休に伴う代行バスについては、4月7日から通学時間帯に合わせて上下1本ずつの増便が行われています。

【山口】小学校で入学式 山口市でもピカピカの1年生が学校生活をスタート!

9日は県内多くの小学校で入学式が行われました。ピカピカの1年生が希望に胸を膨らませ学校生活をスタートです。保護者や先生たちの拍手に出迎えられて、1年生たちが元気に入場です。山口市の白石小学校には今年、82人の新たな仲間が加わりました。小野晃子校長は「元気な挨拶とあたたかい言葉で、笑顔あふれる学校にしましょう」とやさしく語りかけました。2年生も運動会などの学校行事を紹介して1年生を歓迎しました。9日は県内166の公立小学校で入学式が行われたということです。