2022年2月10日(木)新型コロナ326人 下関は高齢者も入院できず自宅療養も

感染が確認されたのは下関市で131人、宇部市で38人、山口市で34人、山陽小野田市で24人、周南市で19人、防府市と下松市で14人などあわせて326人です。9日まで2日連続で前の週の同じ曜日を上回っていましたが、10日は先週の木曜日に比べて62人少なくなっています。クラスターも新たに4件発生しています。防府市で職場と学校の2カ所で発生したほか、宇部市では障害者施設で、下関市では高齢者施設でそれぞれ発生が確認されました。連日、発表数が100人前後となっている下関市では感染者の介護人材不足により高齢者が感染しても自宅療養を余儀無くされることが多くなってきているといいます。【下関市会見】「高齢者の方の発生数多くなっていますのでかつてのように原則高齢者が入院するというようなことは難しいという状況でございます」。下関市は高齢者が感染すると重症化しやすいことを踏まえ、自宅療養している高齢者へのケアをしっかりとしていくとしています。県内では10日現在226人が入院していて、このうち重症が2人、中等症が84人です。