2022年3月8日(火)【山口】3月8日新型コロナ398人 下関市では過去最多10代・10歳未満の感染相次ぐ

3月8日発表の新型コロナウイルス新規感染者は398人でした。このうち下関市では過去最多の240人が感染し4人の死亡が発表されました。感染が確認されたのは、下関市で240人、山口市で29人、防府市で23人、宇部市と岩国市でそれぞれ22人など、あわせて398人です過去最多の240人の感染が確認された下関市。前田晋太郎市長は「全国的には少しずつ感染者数の減少傾向がみられているなか、本市では急激な感染者増という状況」と話しています。下関市で特に深刻なのが就学前施設と小学校での感染の広がりです10歳未満から10代の子供たちの感染が全体の6割近くを占めています。下関市内の特定のエリアで感染が広がっていてクラスターが疑われる事例も発生しているということです。また前田市長は「特に感染者の多い就学前施設・小学校における集中的対策を検討したい」として今後の対策についてエリアや学年などを絞って学校の休校を実施することや感染が広がる学校の児童らへのPCR検査を行うことなどを検討するとしています。また下関市は70代の男性と80代の女性2人、そして100歳以上の男性のあわせて4人の死亡を発表しました。山口県内では現在233人が入院していて、このうち重症が3人です。病床使用率は39.4パーセントとなっています。またアメリカ軍岩国基地は新たに21人の感染を発表しました。