2020年5月26日(火)捕鯨船が下関を出港 新型コロナ対策も実施

商業捕鯨を行うため捕鯨船がさきほど下関港を出発しました。新型コロナウイルスの感染対策を行ったということです。

日新丸など3隻は出港の前に船内の消毒を行い、乗組員は2週間前から、船内で寝泊りして備えました。

「万が一感染者が出て出港できなくなると先々商業捕鯨が立ち行かなくなる可能性もあるので緊張感を持ってのぞんだ」

商業捕鯨は去年、31年ぶりに再開され、今年はすでに2月から操業しています。捕鯨を行う共同船舶によりますと、今回は紀伊半島から房総沖を北上しながら2カ月程度、捕獲を行うということです。日新丸は沖合で他の2隻と合流して捕鯨を行います。