2020年5月29日(金)山口・6月1日から県外往来緩和も北九州市へは当面自粛

 

山口県は全国38県への移動を6月1日から認め、そのほかの地域も段階的に緩和することを決めました。また北九州市については通勤、通学などを除き、当面は移動の自粛を求めています。村岡知事「県をまたぐ移動については本県の情報、移動先の地域が提供している情報も確認して感染予防に努めていただきたい」。県の対策本部会議で、山口県と同じく今月14日に緊急事態宣言が解除された38県については6月1日からの移動を認めることが確認されました。また、緊急事態宣言の解除が遅れた8都道府県についても段階的に認めていく方針です。このうち関西の3府県へは6月12日から。北海道や首都圏の5都道県へは6月19日から移動自粛を緩和するとしています。一方で5月28日に新たに21人の感染者が出た北九州市については通勤、通学などを除き、当面は移動の自粛を求めています。村岡知事「感染の波が関門海峡を越えてどんどん山口県に押し寄せてくることは必ず避けなければいけない。北九州市につきましては当面は不要不急に移動は控えていただきたい」。県は再度、県外移動自粛を呼びかける目安として1週間に4人の感染者の発生を基準に総合的に判断するとしています。