新型コロナウイルスの感染が確認された岩国基地のアメリカ軍関係者3人は、レンタカーで移動すると虚偽の申告をして民間機で山口県岩国市に移動していたことが分かりました。
「虚偽申告をして、レンタカーで移動するという申告をしていたにもかかわらず、民間の航空機で岩国錦帯橋空港へ移動しているということが判明をいたしました」
河野太郎防衛大臣が14日に明らかにしました。感染が分かったのは、岩国基地の40代のアメリカ軍関係者とその妻と娘です。3人は、12日に羽田空港で検査を受けています。その際、レンタカーで移動すると申告していながら、結果が出る前に勝手に外に出て1泊し、翌日に民間機で岩国市へ移動していました。河野大臣は「極めて由々しき事態」と述べ、アメリカ側に再発防止を申し入れたということです。