山口県や下関市は新たに6人の感染を確認したと発表しました。県内の感染者の累計は118人です。感染が確認されたのは山口市で60代無職の女性2人、山陽小野田市で30代から40代の会社員の男女3人、そして下関市では東京在住の50代の男性公務員です。このうち山口市の60代女性2人はそれぞれ山陽小野田市で先週感染が確認された人の濃厚接触者です。山陽小野田市の30代会社員は先週から発熱があり24日医療機関を受診して感染が分かりました。市内の飲食店を利用したということですが詳しい感染ルートは現在も調査中です。山陽小野田市の40代会社員の男女2人は同居する家族で、2人とも発熱の症状があり24日夜、抗原検査で感染が確認されました。この5人はいずれも、県外への移動歴は確認されていません。重症者はいないということです。下関市で感染が確認されたのは東京都在住で水産庁職員の50代男性です。男性は今月14日に、単身で東京から家族の住む下関市に帰省していました。今月23日に発熱や下痢の症状があり、24日PCR検査で感染が確認されました。現在は症状はなく、県内の医療機関に入院しています。下関市では男性の濃厚接触者として家族と親族の5人のPCR検査を行うということです。