現在、山口県内は広い範囲に暴風雪警報が発表されています。気象台はあさって9日まで、大雪となる可能性があるとして警戒を呼び掛けています。
この冬一番の寒気の影響で、山口市では夜が明ける前から雪が降り続いています。
「午前8時半の山口駅です。手元の温度計は2℃を示しています。先ほどから、雪と風の勢いが強くなり、よりいっそう寒さを感じます。」
「足の先が冷たい」
これまでに山口市徳佐で5cm、秋吉台で8cmの積雪が観測されています。これから8日の昼までに降る雪の量はいずれも多いところで、山地で20cm、平地で10cmと予想されています。
風も強く吹いています。これまでに観測された最大瞬間風速は下関で24.2m、長門市油谷で23.3mなどとなっています。7日に予想される最大瞬間風速は、海上・陸上とも30メートルと、非常に強い風が吹くおそれがあります。
JR山陰線では一部区間が強風により、運転見合わせとなっています。JR西日本では今後、他の路線にも影響がでる可能性があるとして注意を呼び掛けています。
そして山口宇部空港を発着する空の便はすでに発着した2便を除き、全便欠航となっています。また岩国錦帯橋空港では、午前の2つの便が欠航しています。今後の情報にご注意ください。