山口県内は、この冬一番の強い寒気が流れ込み、強い冬型の気圧配置になる見込みです。あす1月9日の昼前にかけて大雪に注意・警戒してください。
(浅野航平アナ)「午前7時半、山口市山口駅前です。1時間ほど前から再び降りはじめましてこの時間帯強さを増してきています。手元の気温計現在-1.8℃です。手袋をしていても手がかじかむ寒さです。」8日の最低気温は山口市徳佐で-7.4℃、美祢市秋吉台で-6.4℃、山口市で-4.7℃と各地で冷え込みました。(通勤男性)「ちょっと困りますね。(Qどんなところ?)やっぱり通勤とか色々影響が出てくるので日常生活に支障があるという感じですね。」(高校生)「足元も滑るので交通も止まったり遅延してたりするのであんまり降ってほしくないなと思います。」岩国市では。(坂倉隆太郎記者)「JR岩国駅前です。路面はご覧の通り真っ白で、滑りやすくかなり歩きにくい状態になっています。道路も凍結していて通勤通学する人も一歩ずつ確かめるように歩いていました。」(高校生)「すごい歩きにくいんで、ゆっくり歩いてます。岩国駅前でこんな雪積もってるの初めて見たので、すごい嬉しいです。楽しい。」(通勤男性)「久しぶりに何かこう、雪降って積もったの見たんで、まぁちょっと奇麗だと思うんですけど、まぁちょっとびっくりしましたね。」山口市徳佐では。(藤本有佑子記者)「山口市阿東徳佐に来ています。現在も雪が降り続いており、私の膝上あたりまで雪が積もっています。」山口市阿東徳佐では36cmの積雪を記録しました。雪が降りしきる中、地元住民がスコップで雪かきをしていました。このほか山口市で8cm、萩市で4cmの積雪を観測しました。下関でも。(石田達哉記者)「山口県内でも比較的暖かい下関市ですが、今日は歩道が真っ白になるくらい雪が積もっています。」下関市でも最大で3cmの積雪を観測しました。水道管凍結などの相談件数も下関では228件発生しており、県内でも約800件の相談が寄せられています。影響は学校現場でも。県教委によりますと県内の県立学校では県立高校や下関中等教育総合支援学校で、あわせて18校が休校となりました。また小中学校でも萩市と宇部市の小学校と周南市の中学校でそれぞれ1校が休校となりました。県内では積雪や路面凍結などが原因で起きた事故はこれまでに人身事故が3件、物損事故が110件確認されています。NEXCO西日本によりますと中国自動車道の下関・広島間で山陽自動車道では山口南ICと山口JCTの間で通行止めとなっています。山陽新幹線は広島・博多間で遅れが出ているほか山陽本線や宇部線などの在来線でも遅れが出ています。山口線では午後1時30分以降、宮野・益田間の列車の運転を取りやめています。9日は現時点で通常通り運行する予定です。続いて、空の便です。山口宇部空港と岩国錦帯橋空港を発着する便はあわせて9便が欠航となりました。9日は今のところ通常通りの運航予定です。