2021年1月11日(月)【山口】寒波の影響続く萩・長門で断水も 寒波で氷の滝も出現

山口県内は厳しい寒さが続いています。この寒さで水道管が破損し断水となっている地域があります。萩市の山間部にある福栄地域では。1月10日夜から断水が続いています。記者リポート「公民館には非常用の水が用意され住民が持ち帰ることができるようになっている非常用の水を住民が持ち帰ることができるようになっています。」寒波の影響で水道管が凍結して破損。その後気温が上がったため水道管の中で凍っていた水が溶けて噴き出し配水池の貯水量がほぼ空になったことが原因です。水道管の破損が20か所以上見つかっています。水を獲りに来た人は「飲料水って書いてあるので飲み水に使いたいがトイレのほうとかも…」福栄地域ではおよそ730世帯が断水によって不便を強いられています。この地域で暮らす大田さんの家もわずかな水しか出ません。「(水が出るのは)この程度ですねQ普段の何分の一?3分の1から4分の1くらい。普段もっとジャーっと出る?でます」浴槽には昨日の残り湯が貯めてあり主にトイレに使うということです。「(風呂にも)入れませんね、できれば明日は断水がないことを祈っています」山口県内では、ほかにも長門市の油谷・日置・三隅地区、山口市徳佐地区でも水道管の破損による断水が発生しています。寒波はいつもと違う景色を作り出しました。こちらは周南市八代の山間にある魚切の滝。滝の流れの両側に大きな「氷の滝」ができていました。県内の強烈な寒波はピークは過ぎましたがあす朝にかけ大雪となるおそれがあります。あす午後6時までの24時間に振る雪の量はいずれも多い所で山地で15センチ平落で5センチと予想されています。路面の凍結などに十分注意して下さい。