幕末の志士、高杉晋作を支えた女性たちに関する資料を集めた企画展が、山口県下関市で開かれています。
高杉晋作の妻のまさ、恋人のうの、そして恩人の野村望東尼と、山口県下関市の東行記念館では、晋作を献身的に支えた女性3人に関する資料、約40点が展示されています。晋作が妻の「まさ」に書いた、武士の妻としての務めを求める直筆の手紙や、福岡に亡命してきた晋作を匿った野村望東尼が、身の安全を願って贈ったお経などが展示されています。
(東行記念館 松岡美帆 学芸員)
「晋作の三者三様の愛の形というものを、展示品を通じてご覧いただけるとうれしいです」
この企画展は、3月21日まで東行記念館で開かれています。