真冬の海へでもためらうことなく飛び込みます。海上自衛隊岩国基地で今年初めての潜水訓練が行われました。
海上自衛隊岩国基地に配備されているUS2は世界最高レベルの着水性能を持つ救難飛行艇です。
US2を運用する第71航空隊は洋上での遭難者の捜索と救助を行っています。実際の任務では操縦士に加えて潜水員や救護員など、11人が搭乗しチームプレーで捜索・救助にあたります。
潜水員は真冬の海に飛び込み、水深13メートルの海底と水面を往復するなどおよそ1時間の訓練を行いました。
第71航空隊では1976年の発足以来1000人以上を救助しているということです。
☆第71航空隊・鷲澤 公一・隊指令:「新たな1年が始まるということで、また心機一転で色々訓練に励んで、潜水技術の向上に努めていきたいと思う」
隊員たちはいつ、どんな状況でも救助に向かえるよう週2、3回のペースで潜水訓練を続け、練度を維持していくということです。