2021年2月22日(月)【山口】新型コロナ ワクチンの先行接種続く 県が専門相談ダイヤルを開設

山口県内では2月22日、新たな感染者は確認されませんでしたが90代の女性1人の死亡が発表されました。感染が少しずつ収まる中、下関市の関門医療センターなどでも医療従事者へのワクチンの先行接種が始まりました。ワクチン接種が始まったのは下関市の関門医療センターです。約100人が接種を受け、翌週の末までには接種を希望している約700人が1回目の接種を終える予定です。下関市の保健部長らが一般向けの集団接種に向け視察に訪れました。「今回は非常に事前に訓練されているのでスムーズにいったんですけどやはり一般の方々が集合接種会場では様々な問題があるかもしれませんのでそういったことがないように、他の病院と連携しながらしっかりと準備していきたいと思います」と九十九保健部長は話しています。医療従事者への先行接種が行われる県内4つの医療機関全てでワクチン接種が始まりました。また、山口県内ではワクチンの接種がスムーズに進むよう、県がワクチン接種の専門相談ダイヤルを開設しました。県薬剤師会の薬剤師らが対応しワクチンの有効性や安全性のほか副反応などの相談を受け付けます。県薬剤師会副会長の小屋敷淳子さんは「お電話してくださる方は不安なお気持ちをたくさん持ってらっしゃるかと思いますのでその不安な気持ちに寄り添って少しでも解消できるようにそして安心してワクチンを打っていただけるように努めたいと思います」と話しています。専門相談ダイヤルはワクチンの接種が終わるまで毎日、午前8時30分から午後5時30分まで受け付けています。番号は083-902ー2277です。