来月から予定されている新型コロナウイルスの高齢者のワクチン接種へ向け、山口県宇部市の集団接種会場でデモンストレーションが行われました。
山口県宇部市のときわ湖水ホールには、市の職員や医師会の関係者など、約100人が参加し受付や問診ほか、会場のレイアウトに問題点がないかなどを確認しました。
「しびれとかないですか」
「大丈夫です」
「はい、終わりました」
宇部市では1人の滞在時間は30分以内を想定していましたが、実際には問診や注射で服を脱ぐのに時間がかかり、最大1時間近くかかったという人もいました。宇部市では今後問題点を洗い出し、ワクチンの供給のめどが立ち次第、高齢者約5万6000人に接種券の郵送を行うということです。