山口・新型コロナ14~16例目確認・周南市の企業関連
山口県は新型コロナ感染者としてあらたに3人を確認したと発表しました。
周南市40代の男性、光市20代の男性、下松市60代の男性の3人です。
また県を通じて、複数の感染者が確認された企業は周南市に本社を置く配管製造・施工会社であることが公表されました。 代表者も新型コロナウイルスの陽性反応が確認され治療を受けています。会社は12日まで全面休業し13日から除菌作業に入る予定だということです。
緊急事態宣言 山口県村岡知事「高い意識で取り組みを」
安倍総理は7日、新型コロナウイルスの緊急事態を宣言しました。緊急事態宣言の対象となっているのは東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県です。宣言によりこの7都府県では不要不急の外出の自粛や一部商業施設の使用制限などの措置をそれぞれの知事が今後要請することになります。今回山口県は対象区域になっていませんが村岡知事は県民に警戒を呼び掛けました。村岡知事「現行制度上、これが最大限の措置でありますので感染の拡大防止にぜひ大きな効果を上げるように期待しています」と話したうえで、は隣接する福岡県をはじめ感染が拡大する地域への不要不急な訪問を避けることや現地で人ごみをさけることなどを呼びかけました。村岡知事は「ご自身を守ることと大切なご家族とか友人を守るために一人一人の行動にかかっていますので是非今回の緊急事態宣言を受けてぜひ県民の一人一人に高い意識を持ってもらって取り組んでいただきたいと思っています」と話しました。また県は、8日から県内2つの空港と5つの新幹線の駅に県外からの訪問客に注意をよびかけるポスターなどの設置やSNSを通じた感染情報や予防策を発信をするとしています。
周南 20代女性が感染 クラスターの可能性は低い
山口県は、周南市に住む20代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。県内での感染者は13人となります。
県によりますと感染が確認されたのは、周南市に住む20代の女性です。5日に感染が確認された周南市の40代の会社員の家族で、県が濃厚接触者として6日にPCR検査を行ったところ感染が確認されました。女性に目立った症状はなく自家用車での買い物以外は自宅にいたということです。県ではこれまでに感染が確認されている周南や下松の会社員5人の濃厚接触者24人を検査しましたが、今回の女性以外はすべて陰性だったため、クラスターの可能性は低くなったとしています。今後集団の感染があった会社の出入り業者などに検査を実施するということです。
山口県内で13人目の感染者を確認
山口県は先日、集団的に感染が確認された会社員の家族一人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
4月6日午後11時時点で山口県内での感染者は13人となっています。感染が確認されたのは周南市に住む20代の女性です。この女性は、先日集団での感染が確認された周南市の40代の会社員の家族で県が濃厚接触者として、6日にPCR検査を行ったところ感染が確認されました。他の濃厚接触者には感染者は確認されていないということです。
クラスター発生か?周南・下松で4人感染確認
山口県は新型コロナウイルスの感染者をあらたに4人確認したと発表しました。4日に下松市で感染が確認された男性の同僚や知人で、県はクラスターの可能性が高いとしています。
新たに感染を確認したのは周南市の30代男性と40代男性、下松市の40代男性と50代女性の4人です。いずれも4日に下松市で感染が確認された男性の同僚や仕事上の知人です。4人はそれぞれこの男性と大阪出張に同行したことや、一緒にゴルフをしたことから濃厚接触者とされていて、5日のPCR検査で感染が確認されました。発熱や味覚障害などの症状があったものの現在容体は安定しているとのことです。ひとつのグループで5人もの感染者が確認されたのは県内で初めてです。
Q.この会社でクラスターが発生した可能性が高いという認識か?
「同じ職場でこのように発生しておりますので、そういうふうに疑ってみなければいけないと思っています。」
県は厚生労働省にクラスターの可能性を報告したうえ、今後4人の行動歴や濃厚接触者の有無を調べる方針です。
「感染が拡大している地域への出張や訪問、これはできるだけ見合わせていただきたいと思います。感染を拡げかねない行動は厳に慎んでいただきたい。」
学校の再開については濃厚接触者の検査結果などを踏まえて検討したいとしています。県内の感染者数は累計で12人となりました。