【山口】2月19日 新型コロナ 新たな感染268人 1人死亡
2月19日に発表された山口県内の新型コロナウイルスの新規感染者は268人でした。また下関市は50代の男性の死亡を発表しています。感染が確認されたのは下関市で102人宇部市で37人岩国市と山陽小野田市がそれぞれ25人山口市で18人周南市で11人などあわせて268人です。また光市の高齢者施設ではこれまでに入所者5人職員3人の感染が確認され新たなクラスターに認定されました。下関市は基礎疾患があり新型コロナに感染していた50代の男性1人の死亡を発表しました。県内では250人が入院していてこのうち重症が、18日より1人増えて3人中等症が106人軽症・無症状が141人です。病床使用率は42.3%で18日より2.4%増えています。
山口県の「まん延防止」20日で解除 村岡知事「経済を動かしていく」
山口県内の18日の新型コロナウイルスの新規感染者は261人でした。そして政府は今夜山口県に適用中の「まん延防止」を20日で解除することを正式に決定します。
村岡知事「本日国の基本的対処方針分科会におきまして本県へのまん延防止等重点措置が予定通り2月20日で終了することが了承され解除される見通しとなりました。」
村岡知事は会見を開き、「まん延防止」が解除された21日以降の対策を発表しました。感染対策の強化としてクラスターが多発している高齢者施設や保育所・学校におよそ1万5千人分の抗原検査キットを配布するほか、検査体制の強化として無症状者向けの検査会場を現在の22カ所から50カ所に増やす方針です。また、3回目のワクチン接種については現在全国で3番目の接種率だとし、高齢者施設では今週中に、保育所や学校では来月上旬の完了を目指すとしています。
県内の18日の新規感染者です。最も多い下関市は80人。次いで宇部市43人、山陽小野田市で31人、山口市で23人。先月9日からまん延防止となっていた岩国市では21人など計261人です。下関市の医療機関では入院患者と職員あわせて9人の感染が確認され、新たなクラスターに認定されました。県内では1月27日に過去最多の445人の感染が確認されました。まん延防止が県内全域に拡大された2月1日以降は300人台~100人台で推移していて、ピークは過ぎつつあるものの下げ渋っている状況です。一方、感染状況を示す指標は、第6波のピーク時と比べ改善しています。一時50%を超えていた「病床使用率」は39.9%で、レベル3から2に下がりました。「療養者数」と「1週間の新規感染者数」はレベルはそのままですが、人数はいずれも少なくなっています。PCR検査等陽性率は10%を下回り、レベル3から2になりました。県は、一般医療とコロナ医療が両立できているとして、県全体の感染状況を5段階のうち「レベル2」としています。
この状況を受け、感染者数そのものは高い水準ながらも経済への制限は解除できると判断しました。
村岡知事「感染防止対策を必要なところ、急所に対してはしっかり応じながら経済を動かしていくことをやっていくフェーズに切り替えをしていく時期だと考えます」
【山口】コロナ対応にねぎらいと感謝 下関市保健部に「エール弁当」
新型コロナの業務に携わる市の保健部にエールを送ろうと、山口県下関市内の飲食店がお弁当を届けました。
下関市保健部に届けられたのは197食もの「エール弁当」です。市内の飲食店10店舗が、長引くコロナ禍で作業に追われる市の保健部に、ねぎらいと感謝の気持ちを込めて届けました。地元の食材をふんだんに使い、彩りも鮮やかに作られた弁当には、手書きのメッセージも添えられています。
「保健所の方々もすごく大変な思いをしていると私たちもよく見ておりますので、おいしいものを食べていただいて、ひと時の笑顔になっていただけたらなと思っております。」
お昼になるとさっそく職員がうれしそうに持ち帰っていました。
まん延防止 20日の期限をもって解除へ
まん延防止等重点措置」は1月9日から岩国市と和木町で始まり2月からは県全域に拡大し20日に期限を迎えます。県内の感染者数は過去最多となった先月27日の445人をピークに減少傾向に。病床使用率は1月26日に50パーセントを超えましたが現在は30パーセント台に改善しています。県は医療提供体制のひっぱく状況は改善したとして16日、国に対してまん延防止の解除を求めました。措置の解除に伴い飲食店に求めらている時短要請などは20日までとなります。そのうえで「まん延防止」の解除後も感染リスクが高い場所への外出自粛や「まん延防止」適用地域との往来は避けるよう呼びかけました。
【山口】コロナ感染342人 クラスター6件発生
県内の15日の新型コロナウイルス新規感染者は342人でした。新たに6件のクラスターも確認されています。感染が確認されたのは下関市で133人、宇部市で46人、山陽小野田市で33人、周南市で27人、山口市で21人、岩国市で18人などあわせて342人です。このうち3人が中等症です。前の週の火曜日と比べ減少しているものの4日ぶりに300人を超えました。新たなクラスターも相次いで発生しています。下関市と下松市では高齢者施設で、山口市と防府市では事業所で、あわせて6件のクラスターが確認されました。県内では現在229人が入院していてこのうち重症が1人、中等症が98人、軽症・無症状が130人です。病床使用率は38.7パーセントです。
【山口】新型コロナ233人の感染を確認
県内では13日、新たに新型コロナの感染者が233人確認されました。
2人の死亡も発表されました。新たに感染が確認されたのは下関市で82人、宇部市で44人、山陽小野田市で29人、周南市で16人など県外に住む3人を含めて233人です。
80代と90代の男女2人の死亡も発表されました。
また、山陽小野田市の就学前施設と下関市の高齢者通所施設で新たなクラスターが確認されました。
12日、部活動によるクラスターが確認されたことから宇部商業高校は14日からの休校を決めました。
県によりますと現在219人が入院していてうち2人が重症だということです。