みんなのレノファRENOFA_BROADCAST

「みんなのレノファ」を制作する際に活躍してくれる、心強い味方をご紹介します。
今回は「簡易中継システム　TVU」です。

「TVU」は「テレビユー」と呼んでいます。
「簡易中継システム」とは、最近、ニュースの現場などで大活躍している、
「WiFi回線さえあれば、大規模な機材がなくても生中継ができる」という優れものです。
 カメラに直接つないで使用します。

一昔前までは、生中継するとなれば「中継車」が必須でした。
中継場所に車両を設置して、衛星回線などを使用して生中継していたのです。

　
この「簡易中継システム」が登場して以降、
本当に簡単に生中継できるようになりました。
日本全国どこからでも。「中継車」なしで！
「みんレノ班」、これを使わない手はない！…というわけで。

例えば日曜日のアウェー取材の際、試合終了後に撮影した映像を
山口まで持ち帰っていたら、月曜日の放送が非常に厳しくなります。
その日のうちに帰ることができれば まだいいのですが、
飛行機や新幹線の時間によっては、翌朝・月曜日に帰らざるをえないことがほとんどです。

それだと、十分な編集時間を確保できません。そこで登場するのが「TVU」です。
　
　
アウェー取材班が撮影した映像を、カメラに接続した「TVU」を利用して
リアルタイムで（生中継のように）山口のyab本社に送っています。
 
そして、前回ご紹介した「SHOOT端末」でダウンロードする「Jリーグ公式映像」と合わせて、
本社に残っているディレクターが編集するのです。

すると、アウェー取材班が山口に帰ってくる頃には編集が終了している
…というわけです。

J3の頃までは、この「TVU」がなくて大変でした。
少しでも作業を進めるために、帰路の新幹線の中で映像を確認したり…、
（ディレクターとカメラマンが狭い車内で、サッカーの映像を見ながらメモを取っている姿は、
怪しい以外の何物でもなかったでしょう…笑）
月曜日の編集がギリギリになって、本当に嫌な汗をかいたりしていました。
本当に便利な世の中になりました。技術の進歩に感謝です。

そういえば…。
レノファがJリーグで戦っている間に、放送機材の革新的な進歩が他にもありました。　
また、別の機会にご紹介します。

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【5月11日（土）の「みんなのレノファ」（どき生てれび）】

中島浩司さんが登場！「あさから生解説 ～あさかい～」にて
連敗中のレノファに何が起こっているのか…、たっぷり お話を伺います！