4・9熊本戦~中山仁斗のゴールと黒木兄弟の双子対決~
4/9の熊本戦!(八谷英樹)
4・9熊本戦~中山仁斗のゴールと黒木兄弟の双子対決~
みなさま、こんにちは。yabの八谷英樹です。
アウェー熊本戦の取材・・・もとい応援に行ってきました(笑)。
わたくし、山口に来る前は熊本でアナウンサーをしておりまして、
モロにロアッソ熊本の担当でした。しかも、7年間も!
でも、試合には、そんな「情」は関係なし。
今はレノファ一筋であります♪
①熊本から「みんレノ」初の試み
試合当日、初めてのある試みをしました。
それは「みんなのレノファ」初の生中継です。
熊本城をバックに生中継。
写真は、応援しに(邪魔しに?)駆け付けてくれた
KAB熊本朝日放送の美人アナ・舩津真弓先輩と
なぜか熊本にいたyabの伊藤明日香アナ(笑)。
中継は・・・どうだったんでしょう?
みなさん、楽しんでいただけましたか?
「これからも中継やりたいなぁ」と
敏腕ディレクターO田氏が話していたので、
今後も、中継をやることがあると思います!
次回も、乞うご期待!
②中山選手の移籍後初ゴール含む2得点で勝利!J2で初連勝!!
さて、試合です。先制点は前半2分でした。
ゲットしたのは、鳥取から新加入の中山仁斗選手!!
福満選手のシュート(その前のワンタッチでの崩しが鮮やか!)の
こぼれ球に素早く反応しました。
(もう1人、星選手も詰めていました!ナイス!!)
中山選手は移籍後初ゴール!
2点目は、前半終了間際。こちらも中山選手!
今度は、島屋選手のシュートのこぼれ球を押し込みました。
ドリブルで持ち込んだ島屋選手と動きが重なるような恰好になった中山選手。
内心では「パス来い、パス来い」と思っていたそうですが、
「結果的に僕のゴールになったので、結果オーライ」とのことでした(笑)。
後半早々に熊本に1点返され、
スタジアムの異様な熱気に多少圧倒された時間帯はありましたが、
最後まで攻撃の手を緩めなかったレノファが2-1で勝ちました!
これで2連勝だー!イェーイ!!
中山選手「めちゃめちゃうれしいです。前の試合からスタメンで使ってもらい、絶対結果を出してやろうと思っていました」「きれいなゴールじゃないけど、こぼれ球に反応できた。準備はできていたってことで(苦笑)」。
確かに、彼が決めたゴールは、いわゆる「ごっつぁんゴール」の類なのかもしれません。
でも、ストライカーの嗅覚、ゴールに向かう姿勢、強い気持ちを感じました。
私が敬愛する元日本代表FW北嶋秀朗さん(現・新潟コーチ)は
「ごっつぁんゴール」について、こんなことを言っていました。
「確かに、ラッキーなゴールかもしれない。
でも、その1回を決めるために、何回ゴール前に走ったか。
そのほとんどでボールは来ないのに、信じて走り続ける。
何度も何度も無駄走りをして、やっと巡ってきたチャンスをものにする」
言葉や表現はちょっと正確じゃないですけど、こんな趣旨のことを話されていました。
中山選手にハードワークは、今回の試合に限ったことではありません。
中山選手、ナイスゴール!!
③黒木兄弟の双子対決に胸熱!!
上野監督「兄弟対決、見たいなぁと思っていまして。どうしようかな、でもやってみたい・・・見てみたいでしょ?(笑)」
試合後の会見場は、温かい笑いに包まれました。
もちろん、黒木恭平選手の起用には相手の左サイドのケアという明確な意図があり、
半分はリップサービスだと思います。
ただ、この采配はレノファ、ロアッソ両チームの多くのサポーターの心を動かしました。
ご存じの方も多いかもしれませんが、
レノファの黒木恭平選手と熊本の黒木晃平選手は双子なんです。
私は、熊本時代に個人的に晃平選手と仲良くさせてもらっていたので、
どちらにも強い思い入れがあり、今回の対戦がとても楽しみでした。
熊本の先発メンバー(左サイドバック)の晃平選手。
後半29分に、恭平選手が途中出場したことで、
黒木兄弟の双子対決が実現しました。
しかも、恭平選手が入ったのは右サイドハーフ!
つまり、黒木兄弟は同じサイドでマッチアップしたんです!
2人で競り合う場面など、グッとくるものがありました。
いやぁ、それにしても似過ぎ(笑)
さて、試合後のお話です。
自分で言うのもなんですが、インタビューエリアにて、
本当に「イイ仕事」をしました。
「なんとかして、黒木兄弟の2ショットを撮れないだろうか…」
前の晩から(いや、もっと前から・・・)考えていました。
この日は、yabクルーが恭平選手にインタビューしている最中に、
晃平選手は、別の場所で熊本のメディアに囲まれ取材を受けていました。
ここで、2ショットを諦めてしまうのが、二流の取材班。
でも、yabは違いますよ!!
晃平選手のインタビューが終わったのが視界に入ったので、
半ば強引に(?)晃平選手を呼びこみ、兄弟インタビューに成功しました!
晃平クン、疲れているなか来てくれて本当にありがとうね。
内容は、こんな感じです♪
恭平「(事前に)お互い何も連絡は取っていなかった。親からは『引き分け』でよろしくと言われた。途中出場の時のハイタッチは、親が『やれ』って言ったので(笑)」
恭平「(晃平選手のことは)頭にありましたね。マッチアップだったので、やってやろうと」
晃平「途中からあるなと思っていたけど、こっち側(サイド)と思っていなかった。左サイドだと思ったら、こっちだったのでビックリしました」
恭平「お互い手の内を知っているので、やりやすくはないかなぁ」
晃平「(攻め上がりにくい時間帯は、恭平選手の影響があったか?)
あったと答えた方がいいですか?・・・ありました(笑)」
私にとっては、夢のような時間でした。
ロアッソ担当からレノファ担当になって、こうして黒木兄弟を取材させてもらえる。
不思議な縁を感じましたし、2人揃ってインタビューできて心から幸せでした。
みなさん、これからもどうか黒木兄弟を応援してください。
ちなみに、庄司選手は「(似過ぎていて)ちょっと笑っちゃった」
「競り合う場面などは『恭平がんばれ』と思いながら見ていました」とのことです(笑)。
さぁ、これでレノファは2連勝!
次節は、アウェーで徳島と対戦です。
私も、楢﨑アナと一緒に取材(応援)に行ってきます!
ちなみに、去年から私が取材に行ったアウェー戦は1度も負けていません♪
さぁ、3連勝へ!やってやろうぜ!!
4月14日記 八谷英樹