5月7日「負けた時こそ」(楢﨑瑞)
5月7日 対 ツエーゲン金沢 0-1●
5月7日「負けた時こそ」(楢﨑瑞)
5月7日 対 ツエーゲン金沢 0-1●
7戦負けなし、引き分けを挟んで5連勝で最下位・金沢を
ホーム・維新スタジアムで迎え撃ったレノファ。
崩せそうで崩せないまま、試合終了間際に取られた1点に泣いた試合でした。
初めてのJ2、そう簡単に行くはずはないと思っていても、やはり悔しいものですね。
やはりレベルの高い強豪ひしめくJ2の舞台。これからもっと悔しい思いをすることもあるかもしれません。
ただ、長いシーズン、「悔しいな」と思えるのも、「まだまだやれる!」と思えるのも、
真剣勝負の舞台に立っているからこそ。
ここまで6勝3分3敗で5位…正直、想像以上の戦いをしているのでは…と個人的には感動しております。「レノファ、本当にすげえ!」というのが偽りない感想です。
ただ、私が知る限りでは、今の成績で満足している選手はいません。
「まだ連携が100%ではない」「もっとやれるはず」選手たちからはそんな声が聞こえてきます。
負けても次がある。それがリーグ戦の良さでもあります。
どんな連勝もいつかは止まります。誰だって負ける日は来るのです。
永遠に勝ち続けるものがいないとすれば、
勝負、いやスポーツの本質は負けたときにこそあるのではないでしょうか。
ゲームキャプテンの島屋選手は取材陣にこう語りました。
「試合はまた来る。切り替えます。もっとできるはずですから」
選手は前を向きます。プロとしての誇りを持って。
負けた時こそ、前を向いて、さらに上を目指すきっかけにするのです。
だからこそ、応援する私自身も、この喜怒哀楽の真剣勝負を目いっぱい楽しんでやろう。
そんな風に思いました。
次節は、アウエーで強敵・セレッソ大阪と戦います。
私もスタジアムで取材、もとい全力で応援します。
この大舞台で共に戦えることを誇りに思いながら。
さぁ、来週もやってやろう!
(楢崎 瑞)