「9・18 ジェフ千葉戦 ~勝てなかったけど、負けなかった~」(八谷英樹)
「9・18 ジェフ千葉戦 ~勝てなかったけど、負けなかった~」(八谷英樹)
「9・18 ジェフ千葉戦 ~勝てなかったけど、負けなかった~」(八谷英樹)
「9・18 ジェフ千葉戦 ~勝てなかったけど、負けなかった~ 」
- レノファ山口 1-1 ジェフ千葉
飛行機、鉄道を乗り継いで、千葉まで取材に行ってきました。
日本全国どこでも行きます。
「レノファあるところにyabあり」です。
さて、スタジアムの最寄はJR蘇我駅です。
蘇我駅はこんな感じ。
スゴいですね、街を挙げてジェフを応援している感じが。
レノファも、大歳駅などががんばっていますが、ちょっと規模が違う。
“オリジナル10”ですし、歴史や地域への浸透度が違うんでしょうね。
千葉の本拠地「フクダ電子アリーナ」、
通称フクアリです。
見やすい。地鳴りのような応援!圧倒的な迫力!!
やっぱりサッカー専用スタジアムはいいですねぇ☆
さて、前回対戦(4/23)では、レノファが4-2で勝っています。
そう、yabが中継した試合。私、八谷が実況を担当した試合です。
前回は、レノファが先制しましたが、今回は先に失点してしまいました。
後半20分、⑨エウトン選手のゴール。
3試合連続ゴールだったそうです。悔しい。
レノファの左サイドを崩されました。
右サイド(レノファにとっては左)から鋭い縦パス。
⑩長澤和輝選手の飛び出しについていけませんでした。
最もマークしないといけない選手だったんですけどね。
ゴールライン際からクロスを入れられ、中央に⑨エウトン。
ここもフリーでゴール前に入ってこられてしまいました。
相手からしたら会心の攻撃だったことでしょうね。悔しい。
注目すべきは、レノファの“残り25分”。
みな「闘う姿勢」でした。
プロサッカー選手として当然と言ってしまえばそれまでですが。
何度も攻撃し、惜しい場面を演出しました。
後半、レノファのシュートは8本(千葉は3本)。
その姿勢は、後半アディショナルタイムに実ります。
㊿岡本英也選手のグラウンダークロスが1度はじかれ、
もう1度あげたクロスに、㉜中山仁斗選手のヘディング。
打点の高いヘディングでした。しっかり叩きつけていた!
中山選手の技術もさることながら、強い気持ちを感じました。
中山選手は、10試合ぶりのゴール。あのハットトリック以来です。
㉜中山仁斗選手
「その前に決定的なシーン(後半13分)があったんですけど、それを決めていなかったので、どうしようかなと思っていたんですけど、何とか決められて良かったです。」「前半から終盤まで落ちずに動けていたかなと自分でも思います。コンディションも上がってきていると感じます」
試合終了間際に追いついてのドロー。
今回の「勝ち点1」は、いろんな捉え方ができると思います。
・シーズン終盤の大事なプレーオフ争いで、勝ちきれなかった。
・順位がすぐ下に迫ってきていた千葉を相手に、引き分けた。
・好調千葉に負けなかった、アウェーで勝ち点1を拾えた・・・など。
6位のチームとの勝ち点差は縮まった(現在6差)、という見方もできます。
ただ、どんなことを言っても結果は変わりませんし、大事なのは「次の試合」です。
話は変わりますが、千葉のアカデミーで育った⑪鳥養祐矢選手。
この試合、リーグ戦では久しぶりの先発でした。
⑪鳥養祐矢選手
「小さい頃から、黄色いユニフォームに憧れてサッカーを始めて、トップには上がれなかったけど、こういうかたちで帰ってこられてうれしく思いますし、今はオレンジのユニフォームに誇りを持ってやれているので、そこもうれしく思います」「本当は、得点して『とりてん』を地元の友人や家族、山口から来てくれたサポーターに見せられたら良かったんですけど・・・。今年はまだ1回もできていないので、次は維新公園、もしくは新潟でできたらいいなと思います。」
大事なのは、次の試合。
天皇杯は22日に新潟県で、リーグ戦は25日にホーム維新公園で行われます。
25日は「yabふれあいフェスタプレゼンツ」です。
レノファには、いつものレノファらしいサッカーで勝利してほしいです。
(ちなみに、昨年のyabの冠試合は4-0で勝っています。
福満選手のハットトリックでした。)
今回も、試合前やハーフタイムにいくつかイベントを企画しています。
みなさま、ぜひお付き合いくださいませ。
最後に。ジェフ千葉戦が終わったあと、引き上げる際に、
ある選手が、渋い表情をして我々にこんな言葉を残していきました。
「20点。」
男は言い放つと、バスに向かっていきました。
・・・道を間違えて、引き返してきましたけど(笑)。
GK㉚村上昌謙選手、我々は感じましたよ。
「次は100点のパフォーマンスを見せる」という強い意志を。
一森選手、田端選手ともども、応援しています。
みなさん、右手を顔の前に。拳を握りしめて。
せーのっ!!
「さぁ、天皇杯・新潟戦もやってやろうぜ!!」