【山口】特攻基地「回天」の島を見学 コロナ禍で平和学習の行き先変更

新型コロナの影響で県外での社会見学は中止や延期が続いています。周防大島町の中学校では広島の原爆ドームでの平和学習を変更し「回天」について周南市で学びました。平和学習を行なったのは大島中学校の2年生19人です。生徒たちがフェリーに乗り込んでいきます向かうのは人間魚雷「回天」の訓練基地があった大津島です。大島中学校では毎年5月に2年生の平和学習として広島市の原爆ドームや平和記念資料館を訪れていましたが、新型コロナの影響で去年に続き今年も中止となりました。去年は平生町にある回天の基地跡などを訪れ、今年は大津島を訪れることになりました。到着したて向かったのは回天記念館です。太平洋戦争中人間魚雷「回天」には1375人が搭乗員に志願し、整備員も含め145人が戦死しました。生徒たちは記念館職員から回天の歴史について説明を受け、展示されている搭乗員の写真や手紙遺書などを見学しました。また出撃前に残された搭乗員の塚本太郎さんの肉声にも耳を傾けていました。そして生徒たちは回天の訓練基地跡へと向かい年齢の近い若者たちが国に命を捧げた歴史に思いを馳せていました。生徒「もう少し命を大切にするいいやり方はなかったのかなと思った」。「回天に乗る人がどんな気持ちで乗ったかや、送り出した人もどんな気持ちだったかが分かったことが印象的に残った」。「戦争はしてはいけないことだと思うし、戦争のつらさを自分たちも分かって後世に残していくことができたらと思う」。生徒たちは今回学んだことを班ごとにまとめて発表するということです。