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1月18日(水)のYOU!どきっ

長門湯本温泉をそぞろ歩き

【みんなのふるさと】錦帯橋のとんど祭り

今年で27回目を迎えた「錦帯橋とんど祭り」。
岩国市の観光名所「錦帯橋」南側の錦帯橋下河原で開催されている。
以前は錦帯橋の少し上流で「とんど焼き」が行われていたが、
その場所が公園になり一時中断、1998年に「錦帯橋とんど祭り」として復活した。


竹で組まれたやぐらへ
正月飾りやしめ飾りなどの縁起物を入れて燃やす“とんど焼き”。
1年間の無病息災、五穀豊穣を祈る。

自治会や地域の企業から人が集まりとんど焼きなど祭りの準備。
河原に焼けた灰が落ちる穴を掘る。
その上に約6メートル四方のやぐらを青竹で組む。
やぐらが組み上がると、しめ飾りなどを持ち込む人が来始める。
地域内にある2つの神社(白山比咩神社・椎尾八幡宮)に持ち込まれた
しめ飾りや破魔矢などもトラックで取りに行き、やぐらに積み上げる。


神事の後、松明にて点火すると一気に燃え上がる。
会場では自治会婦人会によりぜんざいが振る舞われた。

「とんど焼き」
とんど焼きは、
お正月に歳神様をお迎えするために飾った門松やしめ飾りなどを小正月に焼き、
炎と共に見送る日本の伝統行事。
「とんど」は関西、中国地域で一般的な呼び名。
「どんど」「さぎちょう」など別の呼び名の地域もある。
火や煙にあたると家内安全・無病息災などが叶う。
書き初めを燃やし高く舞い上がれば、字が上達するとも言われている。

▼問い合わせ先
岩国市観光協会
TEL:0827-41-2037