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10月10日(木)のYOU!どきっ

【みんなのふるさと】廃棄されるバラが蘇る 下関市豊北町

中司武敏さんは 1990年にバラ園「司ガーデン」を創業。
合計すると約3300平方メートルになる広さのハウス5棟で、
約30種類のバラを栽培し年間およそ30万本を出荷している。

コロナ禍で結婚式などでの需要が激減し、月に2万本を廃棄することもあった。
そこで、2020年にフラワーロスを目指しドライフラワーショップ「畦花」をオープン。
廃棄するバラに再び命を吹き込み、ドライフラワーやボタニカルキャンドルとして甦らせ販売している。
また、フードロスはよく言われるが、実はフラワーロスはその3倍にも及ぶ。
中司さんはフラワーロスゼロを目指している。

〇メッセージローズについて
花の新たな需要を開拓するために始めた「メッセージローズ」。
花びらに独自の方法でメッセージの文字を入れ販売している。
「ありがとう」の感謝の気持ちや
「I Love You」のプロポーズの言葉を入れて思いを伝える人もいる。


また、花業界の売り上げに少しでも貢献できればと、ハロウィンに目をつけた。
鑑賞用のカボチャを花業界が扱っていたことから、
ハロウィンカボチャの栽培を始め、ハロウィンに関するイベントも開催してきた。
今年で14年目、町おこしにつながるイベントとなっている。

〇花硝子について
ドライフラワーはいずれ色あせていき燃やされる運命にある。
その灰を溶けた廃棄ガラスに加え、花硝子を作った。
バラの灰が加わると豊北町の象徴コバルトブルーの海の色に染まった。

【畦花】
下関市豊北町大字神田上901
基本土日のみ営業
営業時間:8:00〜17:00
電話  :083-788-1321

【ハロウィンカボチャイベント】
10月13日・14日 川棚リフレッシュパークコスモス祭り
10月26日       土井が浜弥生パーク・畦花周辺