10月9日（木）のYOU!どきっ

【みんなのふるさと】親子で稲刈り体験　周南市中須北の棚田

●地域住民で守る美しい棚田の風景　
中須北の棚田は地区内の5集落がすり鉢状の棚田で結ばれ、
生産と自然が調和した美しい景観が見られる。
工作面積は約32ヘクタール
農林水産省の「つなぐ棚田遺産～ふるさとの誇りを未来へ～」や
「やまぐちの棚田20選」にも選ばれている。

過疎化高齢化が進み、耕作放棄地が広がり景観が荒廃しつつある
棚田を守るため2001年に「棚田清流の会」が発足。
くらしや農地を守るための活動を行ってきた。
全住民が農家・非農家を問わず会員であり、
自分たちで地域を守り創るという意識を持って活動している。

●体験で知る中須の農業
「親子de農業体験」では田植え、野菜の苗植え、稲刈りや収穫祭など、
年間６回にわたり、中須北地区の棚田で親子農業体験や地元の方との交流を行なっている。
都市部の親子に中須北の棚田の景観を見てもらい
農業を体験してもらうことで中須北の棚田を知ってもらい、
農業に興味をもってもらうことが目的。

自然とのふれあいや収穫する喜びなどを通じて農業の大切さを伝えている。
応募したのは周南市と下松市の小学生以下の子供とその家族30組。
6月1日の第1回「田植え体験」に始まり
「そうめん流し」「じゃがいも植え」「稲刈り体験」「収穫祭」など。
今回は9月28日（日）に第4回「稲刈り体験」が行われた。
稲刈りは手刈りした稲を、はぜかけにした。
残りはあと2回。11月に玉ねぎの植え付け、
12月の収穫祭では収穫したお米を味わい、餅つきを予定している。
※今年の募集は終了いたしました。

▼問い合わせ先
周南市役所中須支所　
TEL：0834-89-0301