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12月12日(木)のYOU!どきっ
【みんなのふるさと】
うもれうもれ木の郷 豆腐 四つ葉サークル・阿武町宇生賀
阿武町宇生賀地区(あぶちょう・うぶかちく)は
周辺を山に囲われた標高400mの宇生賀盆地にある。
盆地内は平坦な農地が広がり、農地を囲うように4集落がある。
平成9年(1997年)に農事組合法人「うもれ木の郷」が設立され
4集落を1農場とした共同での農業が始まった。
法人に参加した世帯の女性たちは新しい感性でむらづくりしようと「四つ葉サークル」を結成。
「加工」「生産」「環境」「交流」の4つの活動を通じて地域課題の解決に取り組んだ。
四つ葉にはクローバーのように幸せを呼び込もうという願いが込められている。
〇「うもれ木の郷とうふ」
2002年に地元産の大豆をPRしようと豆腐加工・販売を開始した。
2005年には特産品づくりと雇用の場を生み出す豆腐加工所を建設。
豆腐の製造には宇生賀産大豆「サチユタカ」を100%、
萩の天然にがり、水を使用している。
天然素材しか使わないのは、大豆の本来の味を味わってほしいから。
口当たりが滑らかで、大豆そのものの香りと甘みが感じられる昔ながらの豆腐。
豆腐をつくるのは1グループ3人ずつの計4グループが交代で行っている。
集落からも男女問わずメンバーに加わっている。
週2回、火曜・木曜日に製造していて、1日に120丁製造している。
夏季は19時、冬季は17時から作業が始まり終わるのは夜中の12時を過ぎる。
宇生賀地区の各集落や町内の道の駅、JA生活センターで販売されたり、
小中学校の給食にも利用されている。
お年寄りへの配達もあり、地域のコミュニケーションの一環としても機能している。
参考1:農林水産大臣賞受賞 https://x.gd/7Yi21
参考2:“うもれ木の郷とうふ”とは https://x.gd/WA9Se
◆うもれ木の郷事務所
TEL:08388-5-5000