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THANKSキャラバンでGO!周防大島町:11月23日(木)YOU!どきっ

【みんなのふるさと】みかんの季節到来

周防大島でみかんの栽培が始まったのは、
江戸時代に藤井彦右衛門によって持ち込まれたのが始まりといわれている。
その後、昭和30年代のみかんブームで米に変わる作物としてみかんの栽培が広まった。
暖かい気候に適度な雨がみかんの栽培に適しており、
山口県で生産されるみかんの約85%が周防大島産、
「みかんの島」として親しまれている。

昭和40年代には全国的な生産過剰による価格の暴落が起こり、
生産量は減少の一途をたどり始めた。

合わせて農家の高齢化や後継者不足により生産農家が減少してきた。
平成17年は2,343戸、現在は約900戸。

近年Uターン、Iターンした若い担い手も増えている。
地元JAが出資して設立した周防大島ファームは栽培を休止した園地を管理し、
そこで新規担い手の育成も行なっている。

選果場ではオートメーション化された選果場において、
カメラ識別による等階審査や光センサーによる糖度と酸度の測定などが実施されている。
選別されたみかんを更に検査員の目でチェックしたものが箱詰めされる。

今年は表年にあたり、昨季と比べ約3割多い生産量が見込まれている。
また台風の影響もなく梅雨明けから晴天が続いたため
糖度が高いみかんに仕上がった。