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3月26日(木)のYOU!どきっ

【みんなのふるさと】満開の早咲き古木桜 萩市・南明寺のイトザクラ

   

〈南明寺〉
南明寺山の中腹にあり平安時代に創建された天台宗のお寺だったが、
毛利輝元公が萩城に築城してからは毛利家の祈願寺として栄えた。

〈南明寺の糸桜〉
4代住職 源海和尚が糸桜を植樹したのが始まりといわれ、樹齢は約350年以上におよぶ古木。
糸がたれるような形で枝を四方に垂らし、淡紅色の花を咲かせる。
その糸桜は元々3本あったが1本は2008年に強風のため倒れてしまい、現在は2本。
周辺にシダレザクラが3本植樹されている。
高台からは、桜越しに萩城跡のある指月山と萩城下町が見える。
花が満開になるのはソメイヨシノより早い春の彼岸のころ。
2026年はちょうど春分の日に満開になった。

昔から早咲きの桜として有名で、
 “南明寺のいと桜、
 散っちゃあ、行っちゃあ、見ちゃああっても、
 咲いちゃあ、行っちゃあ、見ちゃあない”
「そろそろ咲いただろうと思って行ってみてもすでに桜は散っていた
早咲きの桜ゆえに見逃してしまう。」と唄われ、親しまれている。

萩の江戸時代の風景を描いた「八江萩名所図画」にも、
南明寺の桜の下で花見をする人々が描かれている。
江戸時代から花見の名所として萩城下町の人々は開花を心待ちにしていた。

 

地域住民ボランティアが桜の保存のために肥料をやったり、
枝を支える支柱の交換、草刈り、清掃など周辺の維持・管理を行なっている。
糸桜の花が散ると山手にヤマザクラが咲き誇る。