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3月7日(木)のYOU!どきっ

【みんなのふるさと】漁師の妻たちのお袋の味

【つばきの館】


1995年、越ケ浜自治会が萩市笠山虎ヶ崎に建物を建設、
地元漁師の妻たちである県漁協越ヶ浜地区女性部が
地元の水産物等を使った料理を提供する食堂を始めた。
日本海を目前に望む笠山椿群生林の入り口に位置する。

以前は、越ケ浜での甘鯛の漁は40〜50トンの延縄漁が主流で、東シナ海で漁を行い、
長崎や福岡に降ろしていたので、地元にはほとんどあがることがなかった。
それが10トン程度の船に代わり、萩市近海での漁が増え地元にあがるようになった。
そこで甘鯛の普及と漁協女性部の働き口を目的として店を始めた。


料理をするのは漁師の妻たち。家庭で作るおふくろの味を提供。


一番人気は「つばき定食」。甘鯛の煮付けやサザエ飯などが並ぶ。
甘鯛は注文が入ってから煮付けを行い、調味料は地元の醤油など萩ならではの味が自慢。
シケなどで甘鯛が手に入らない時はメバルやノドグロなど旬の魚で代用する。

営業時間:11:00~15:00(オーダーストップ)
定休日 :水曜日
電話  :0838-26-6446


【笠山椿まつり】


萩市笠山 虎ヶ崎にある椿群生林では、
10haの広さに約60品種、約25,000本のヤブツバキが自生している。
笠山は萩城から北東(鬼門)の方角にあたり、
江戸時代まで樹木の伐採や鳥獣の捕獲が禁じられていた。
そのため手つかずの原生林が残った。
遊歩道が整備されている。
例年2月中旬~3月下旬頃に見ごろを迎える。
2024年は2月10日(土)~3月17日(日)に椿まつりを開催。