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7月11日(木)のYOU!どきっ

【みんなのふるさと】普段使いの愛せる萩焼を 楓窯(萩市)

陶工の小野(金久)沙織さんは萩焼の窯元で10年以上修行し、
今年(2024年)3月に自らの工房を開窯(かいよう)した。

工房は、萩市川上の萩焼作家の工房跡を沙織さんの夫である尚昌さんと改装したもの。
入り口には『楓窯』の名前の由来でもある、カエデのアーチが迎えてくれる。

そばには清流が流れる自然豊かな工房。
山口県の伝統工芸である萩焼が「長く愛せるお気に入り」となるように、
普段使いしやすく日常にとけ込むような器作りを心がけている。
子供の頃から好きなカエルを描いた器や、
やさしい女性らしさが人気の犬や猫の置物を販売している。

「萩の七化け」と言って、
萩焼は使い込むごとに色合いが変化していくことも古くからひとつの楽しみとされている。