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8月21日(木)のYOU!どきっ

みんなのふるさと【山里に伝わる誇りの神楽舞 神代の舞 萩市木間】

■伝統と誇り 木間神代の舞  

萩市木間地区には西木間、東木間、北木間の3集落がある。
氏神の若宮神社では、毎年8月15日に台風などから農作物を守る風避けの祭り
「風鎮祭(ふうちんさい)」が行われ、五穀豊穣・家内安全を祈願する。

風鎮祭では、萩市の無形民俗文化財に指定されている
「神代の舞」(かみよのまい)と呼ばれる神楽舞を奉納する。
「神代の舞」は、江戸時代後期に
西木間集落の原川仁右衛門(はらかわじんうえもん)が
上方から神楽舞を習い伝えたとされている。


演目は全24種類。
以前は3集落においてそれぞれ神楽舞を伝えられ、
春、夏、秋の若宮神社祭礼の折に3集落が交代で神楽を奉納していた。
後継者不足になってからは舞を維持するため木間地区全体で舞を伝承し、
夏に行われる風鎮祭のみで神楽舞を奉納している。
現在、地元有志らでつくる「木間神代の舞保存会」が伝承している。

「舞手になるのは誇り」
木間神代の舞保存会の会長、林繁樹(しげき)さんはそう語る。
かつては舞手になれるのは長男のみで、
戸数が多かった時代には選ばれるために努力が必要だった。
家々で舞う舞も決まっていたという。

今回(2025年)の風鎮祭では11演目を舞った。
最年少は23歳の西村優太さんで、「矢剣」を舞った。
西村さんは、宇部で働いているが祭りの時には木間に帰り、舞う。

「天堺(てんがい)」を舞ったのは 最高齢93歳の西岡勇さん。
御幣を付けて吊るした天堺を綱を引っ張り、操った。
クライマックスには松明を手に「火ノ舞」を舞い締めくくった。

▼問い合わせ先
萩市観光課 
TEL:0838-25-3139