のイキイキ!山口
#320「障害者の芸術作品に触れてみませんか?」
障害ある方が創作した作品の発表の場である
「山口県障害者芸術文化祭」が11月21日から始まります。
今回のイキイキ!山口では、文化祭の目的や、作品作りへの思いなどを紹介します。
県では障害のある方がいきいきと活躍できる地域社会の実現のため、
障害のある方の文化芸術活動の振興を図っています。
多くの人に鑑賞していただくことは、障害のある方の社会参加のきっかけになります。
さらには障害者芸術の認知度や社会的評価の向上、作家の発掘や育成にもつながります。
昨年は県がこれまで見いだした作家13人の作品の展覧会を
山口県立美術館ロビーで開催し、約3000人の来場があり大変好評でした。
11月21日から11月30日まで「山口県障害者芸術文化祭」が開催されます。
これは本県の障害のある方の総合的な芸術文化祭で、
昭和58年から毎年開催しています。
絵画、書道、写真、手工芸、文芸、俳句短歌の6つの部門があり、
応募されたすべての作品を展示します。
12月2日には、それぞれの部門から選ばれた作品の表彰式を、
山口市のカリエンテ山口で行います。
昨年度、絵画の部で最優秀賞に輝いた山陽小野田市の垰村朋彦さん。
幼稚園の頃から始めた絵画で才能が開花し、現在も意欲的に創作活動に励んでいます。
【垰村さん】「少し前までは電車を描いたり、パッチワークをしたこともありますが、
キリを使った貼り絵で作品を作る美しさを知って楽しんでいます」。
今年度の山口県障害者芸術文化祭には約300作品が出展されています。
会場は山口市の山口県政資料館で11月21日から30日まで開催します。
多くの県民の皆さんにご鑑賞いただき、
障害のある方に対する理解が広がっていけばと思います。
■第29回山口県障害者芸術文化祭
会期:11月21日(火)~11月30日(木)※11月23日(祝)・27日(月)は休館
場所:山口県政資料館(山口市)
問い合わせ:山口県障害者社会参加推進センター TEL:083-928-5432
県障害者支援課 TEL:083-933-2765