田中 亨の日記
三作神楽
節分の2月3日
仕事を終えて帰宅すると、玄関の周辺にたくさんの豆が。
どうやら、お隣の子どもたちが豆まきをしていたようです。
鬼は~外!福は~内!
お父さん、お母さんが鬼役になったのかな~?
これで、我が家にも福を呼んでもらえるかも??
翌朝、豆はきれいに片づけられていました。(お隣のお母さん、朝からお疲れ様です・・・)
鬼と言えば、幼いころは怖い存在でしかありませんでしたが、最近取材の現場に正真正銘の“鬼”がいます。
三作神楽(みつくりかぐら)
「Jチャンやまぐち」では、これまでに何回か放送していますが、ここでおさらいを・・・
周南市和田地区に伝わる三作神楽は、約1300年続いている伝統芸能。
ただ、少子高齢化が進み、後継者不足が深刻です。
後継者獲得につなげるため、まずは三作神楽を広くPRしようということで、なんとアイドルグループが結成されました。
5月下旬にデビュー予定とのことなので、今後の活動にも注目です。
私は石見神楽が盛んな島根県浜田市で育ちました。
「祭りと言えば、神楽」という環境でした。
それもあり、“神楽”にはどこか懐かしさを感じます。
三作神楽は特別講演などで見ることはできますが、全23演目が正式に奉納されるのは6年に1回の式年祭だけ。
その式年祭が今年11月に開かれます。
本番まであと9か月。
直接、神楽を舞うわけではありませんが、これから先もずっと三作神楽が続いていってほしい。
そのために伝え続けることが自分の役目。
これからも取材を続けていきます!